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2004.10.27

角田光代が嫌い(だった)

最初に謝っておきます。全国の角田光代ファンの皆さん、ごめんなさい。これから書くことはすべて私怨に基づいていますのでどうぞお許しを。

夫がですね、みっちゃん、みっちゃんってウルサイのですよ。みっちゃんはなんか可愛いんだよねー。文章もいいんだよねー。とにかく可愛いんだよねー。と。

むかつくから、夫が読んでた角田光代を私も読む。
エッセイ集・「これからは歩くのだ」「恋愛旅人」
小説・「みどりの月」「東京ゲストハウス」「地上八階の海」

これらの本を読んで思った。こいつはなんなんだ。

角田光代という人は、
就職して働くことも苦手だし、計画を立てることも苦手だし、道にもすぐに迷ってしまう、なんだか頼りなくて危なっかしいけど、どういうわけか一人でアジアをぶらぶら旅行してしまう。
旅行先でも道に迷い、行き当たりばったりだけど、親切な地元の方に出会ったり、日本人旅行者に会ったりして、ビールをたくさん飲む毎日。
あ、でも私、旅先で出会った人とビールは飲むけどエッチはしませんよ、っていうのが上のエッセイ2冊から読み取れる内容。

小説では、アジアを放浪する人たちが出てくることが多かった。
そして象徴的に出てくる女がいる。
顔立ちは美人なのに、とにかく不潔で、歯なんて黄色で、伸び放題のストレートロングの髪はバサバサで、お金をもってなくて、あつかましくて、男にもだらしない、なんだか気味の悪い女。
その女を嫌悪する主人公。

なんだかね、その主人公がみっちゃんにかぶさってくる。
気のせい?
みっちゃんが嫌悪する女は、みっちゃんが、「私はアジアを一人で放浪しちゃうけど、決して、こういう女ではないんで、私とは一緒にしないでね!」と言うために登場しているような気さえする。

私(角田光代)って、ぼんやりしてて、隙だらけの女の子だけど、
不潔だったり、ふしだらではないのよって、アピールされてるように思う。

夫はまんまと引っかかって、「みっちゃんて可愛いなぁ」と何度も言う。
なんなのよ、ソレ。私はぼんやりもしてないし、隙もないし、計画立てることも、地図読むことも得意だわよ!

だから角田光代が嫌いなのだ。

でも、今は「嫌いだった」と言おう。それは、「太陽と毒ぐも」という小説を読んだから。この小説についてはまた改めて書きたいと思う。


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