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2005.03.31

坂口安吾はデコポンを食べるか?

ももせいづみさんの日経新聞夕刊のコラムを楽しみに読んでいる。
先週はなんだか恥ずかしい言葉のことが書いてあった。

ももせさんは、「イケメン」という言葉を恥ずかしくて使えないらしい。
そして坂口安吾は薬の「ケロリン」が恥ずかしくて言えなかったらしい。
わたしも、「デコポン」が恥ずかしいと感じるんですよー、と思いながら読んでしまった。

「イケメン」「ケロリン」「デコポン」 恥ずかしいカタカタ4文字。
ももせいづみさん、坂口安吾、そして私。恥ずかしいカタカナを持つ仲間。
なーどと、勝手に仲間意識をもって喜んでみる。

にしても、だ。
坂口安吾は「ケロリン」のどの部分が恥ずかしかったのだろう。

たしか、カエルがキャラクターになっている薬だったと思うが、カエルのキャラクターが思い起こされて恥ずかしかったのか?
だとするとキャラクタービジネス花盛りの現代で、坂口安吾はいたたまれない毎日に違いない。

それとも、いろんな痛みがケロリと治る「ケロリン」というダジャレみたいな商品名が恥ずかしいのか?
だとすると、下痢止めの「ストッパ」、水虫用の「ダマリン」、シミ対策の「ケシミン」なんて商品名もみんな恥ずかしいのだろうか?
さらに、性能そのまんまの商品名ならどうなのだろう?
小林製薬が得意とする分野だ。「のどぬ~るスプレー」「トイレその後に」「ポット洗浄中」とか。
気になるところである。

それとも、「ケロリン」という音感がいやなのか。「ケロリン」というネーミングに、親しみやすさや可愛らしさを感じる人もいるのだろうが、自分には照れくさい、という感じ方の問題なのか?
だとすると私の「デコポン」に近い。
ますます仲間である。

坂口安吾は果物屋の店先で「デコポンください」って言えるのだろうか?
考えると楽しい。

もうひとりの仲間(勝手にいってるだけ)のももせさんは、恥ずかしく思うかわからないけど、多分デコポンを食べてる。だって美味しいものね。ぜひ、今夜のお風呂遊びはデコポンの皮を使ってほしいものである。

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2005.03.24

デコポンを大いに語る

知ってますか?デコポン。
食べてますか?デコポン。

オマケ付のお菓子じゃないよ。みかんだよ。
はっさくぐらいの大きさで、ヘタの部分がボコッと飛び出ていて、みかんのようにむきやすい。食べやすい。
食べてみたなら、みかんよりずっと甘い。
それがデコポンちゃん。

うちは昨年デコポン・デビューしまして、温州みかんが出まわらなくなるこの時期、デコポンをこよなく愛す家庭となりました。

甘いし、おいしいし、みかんのような手軽さが、素晴らしいー!

ところが世の中にはまだデコポン・デビューしていない人が多いみたい。
見た目が悪いというのも一因。
はっさくとか伊予かんをイメージして甘酸っぱいと思い込んでいないか。
手でむけるという手軽さが伝わっていないのではないか。
表面の皮がみょうに汚れていたり傷がついているからか。

次は値段。
うちの近所では安い日で1つ150円~200円。
今日なんか1つ300円でした。高すぎ。
みかんのように、どんどんむいて、ぱくぱく食べちゃうには高いのだ。

最後はもうどうしたって、その名前!
デコポンだよ、デコポン。
なんかへぼい、情けない、みょうちくりんだ。

近所のスーパーでレジに並んでたら、前の人がデコポンを買っていた。
バーテンダーなのか、店員なのか、見るからに夜だけオープンしてるお店にお勤めという感じの男性です。フルーツ盛り合わせかなんかで使うのでしょうか?

男  「領収書ください」
レジ 「宛名はどういたしますか?」
男  「○○○○○で」(いかにも夜の店の名前)
レジ 「デコポン代として、でよろしいですか?」
男  「・・・・・・・・・。お品代、でお願いします。」

うしろに立っていた私、激しく忍び笑い。
そーだよなー。「デコポン代」は恥ずかしいよなー。
恥ずかしいお薬みたいだ。(どんな薬だ!)


最近の私たち夫婦の話題っつーか、課題は、デコポンに新しい名前をつけようというもの。
この美味しいフルーツをもっと普及するためには、新しいネーミングが必要であると意気投合したのです。

「スイートみかん」
「大甘みかん」(大きくて甘い)

・・・なんか、イージー過ぎてぱっとせん。

見習いたいのは、イスラエル原産のスィーティー。
表面が黄緑の皮で、グレープフルーツみたいなんだけど、グレープフルーツのような苦味はなく、甘い、あれです。
スィーティーっていう名前は、輸入業者が日本で販売するためにつけちゃった名前らしい。原産国のイスラエルでは全然違う名前の果物なんだそうだ。

スィーティーって名前は、結果的に当たったのだと思う。

スィーティー味の飴やガムとか、2次製品を産んだもの。
はっきりいって、デコポンのほうが味は勝るんだけど、デコポン味のガムとか飴とか、でそうにないもんね。

だって、デコポンなんだもん。

というわけで、今夜もデコポンを食べながら、どんな名前が良いか考え、ゆるゆると夜を過ごすのでありました。


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2005.03.23

一番ひどいのは・・・

室井祐月さんが、“他人にいわれていちばん傷つく言葉は「死ね」だ。”と書いていたんですけど、そーなんかなぁと思ってトラックバック。

ローランサンの詩、堀口大学・訳をのせる。

「鎮静剤」

退屈な女より もっと哀れなのは
かなしい女です。

かなしい女より もっと哀れなのは
不幸な女です。

不幸な女より もっと哀れなのは
病気の女です。

病気の女より もっと哀れなのは
捨てられた女です。

捨てられた女より もっと哀れなのは
よるべない女です。

よるべない女より もっと哀れなのは
追われた女です。

追われた女より もっと哀れなのは
死んだ女です。

死んだ女より もっと哀れなのは
忘れられた女です。

*****

「死ね!」といわれた女は、いったいどこに入るのでしょう。室井さん?

死ねといわれるシチュエーションはいろいろあるけど、たくさん愛されたことの裏返しで憎まれることもあるし、強烈な嫉妬が憎しみになることもある。
結局、良くも悪くも ものすごく強い感情を抱かれてるということなのかなと思う。

言われたくないけどねー。

ちなみに、「鎮静剤」は夏木マリが歌っていて、すごくよいです。


室井さんへの私信;
チャチャを入れるようなトラバになってしまいましたが、室井さんの企画はすごく面白そうなので、次はもっと建設的(?)な提案をしたいと思っています。


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2005.03.22

「青春の門」の豊川悦司

昨夜、ドラマ「青春の門ー筑豊編ー第一夜」を見た。

タエさん(鈴木京香)をみて思うこともあるのだが、まずは豊川悦司。

豊川悦司演じる伊吹重蔵っていうのが、も~う、よか男たい!ええ男じゃけん。しびれましたよ。
伊吹重蔵っていうのがそういう役どころの人物なんだけど、豊川悦司もかっこよかったです。

私は名もわからぬ、インドネシア人の女の子のことを思い出さずにはいられなかった。

それは何年も前の異国での出来事。
インドネシア人の女の子が私をみつけて駆け寄ってきた。
「日本人ですか?!」
そうだと応えると、「エツシ トヨカワ!!エツシ トヨカワ!!!Do you know?」 
なにやら大興奮の様子で聞いてくる。

話してみると、「Say me, Love me」というジャパニーズTVドラマを見て、エツシ・トヨカワに一目惚れしたらしい。
彼ほどハンサムな人を見たことがない、インドネシアにああいう男はいない、他にはどんなドラマや映画に出てるのか、知っていたら教えてくれないか、というのだった。
ものすごい熱狂ぶりで、私は驚いた。
日本語はわからないから、内容がわからなくてもいい、エツシ・トヨカワを見れればいい、と言う。

おそらく彼女が見たドラマは「愛しているといってくれ」だと思う。私はそのドラマを見たこともなく、豊川悦司のことも、
エツジだと思っていたぐらい、うとくって、彼女の興奮と情熱をちっとも受け止めてあげられなかった。

でも昨夜で変わった。
今なら、「いいよねー!!トヨエツ!最高!」と、彼女と大盛り上がりできる。
「青春の門」は必見だよ~と、情報提供も出来る。
彼女に会いたいなぁ。
何しろ私の人生で、豊川悦司をもっとも熱く語った人なのだから。


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2005.03.17

2歳児の逆襲

好き嫌いのないうちの2歳児ではありますが、食事に手がかかることはしょっちゅうです。
昨夜もちょっとしたことで不機嫌になり、モリモリ食べていたのを突然やめて「もう いらない!」とワガママを言い出しました。

ほっておいたり、なだめたりして、何とか夕食再開。
しかしやる気のない食べ方で、ちっともすすまない。

だんだんイライラしてくる私。
結局最後はガミガミ怒って食べさせていました。

怒って無理に食べさせても、「食事=いやなこと」になってしまうから、あとあとよくないってわかっているんですけど、私も一度怒り出すと、納まりがつかなくなってきてしまった。

そしてついに全部たべきった我が子。
「えらい!よかったね!頑張ったね!」とめいっぱい褒めてあげる私。
さんざんガミガミ怒ったけど、きっちり褒めてあげることでチャラにしてしまいたい下心もアリアリです。

子供もすっごく嬉しそうで、ニコニコしているの。
あーよかったなぁって思いましたよ。

次の言葉を聞くまでは。


「ママって、怒ると可愛くないね!」
ニコニコしたままの我が子、2歳。

絶句する私。爆笑する夫。

たちなおれません。


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2005.03.16

好き嫌いのない子にするには

子持ちの友人とお話してて、好き嫌いのほとんどない我が子は稀有な存在らしいということが判明。
何しろワタクシ、お料理上手ですからね、オホホホホー!と自画自賛しちゃうのは、かなりウソが混じっているので、私なりのコツを書く。

1歳半ぐらいから、子供って自分でいろんなことをしてみたがる。
2歳代はそのピークという気もする。(3才以降のことはまだ私にはわからないから)

食事にしても、1歳半ぐらいから大人と同じものを食べることがほとんどになるのではないか。

この2つを上手く利用するのです。

たとえば、子供が自分ひとりで靴を履けたとき、
「ひとりでお靴履けたね!すごいね!何で出来たかわかる?」
「?」
「昨日、おネギを食べたからだよ。」
(真顔で言うのが重要)

外でジャンプしたり走ったりができるようになるのもこの頃。
「ジャンプが上手にできるようになったね。昨日、お肉を食べたからだね。」

子供は「そうなのか」と真剣に聞いてくれるのです。マジで。


よく、「○○食べると、頭がよくなるよ」「丈夫になるよ」と言って食べさせようとするけど、それは多分子供には抽象的すぎてわかりづらい。
それよりも、何かが出来たときに、結果を見せた状態で、食べ物のおかげだと教えるほうが、子供には効果てきめん。

1歳後半からは、毎日のようにいろいろなことが出来るようになるので、
「ひとりでズボンがはけたね、昨日ピーマン食べたからかな」
「靴下はけたね。ブロッコリー食べたから出来たんだね」
「新しいズボンを買いに行くのはお魚食べて背が伸びたから」
と、ウソのようなホントのような食べ物の効果を教えると、すすんで食べるようになりますよ。

あとは、何でも 「おいしいから食べて」といわないで、
「にがーい!」「すっぱーい!」「・・・・食べてみる?」と聞くのも子供の好奇心をくすぐって、食べさせるきっかけになります。食べたあとは、「すごい!お姉さんだね!」などと絶賛するのもポイント。

きゅうりとかピーマンとか、食べたときに音がするようなものは、音を楽しませて食べるのもいいです。
ぬめりのあるものは、ぬめりを面白がってみせるといいです。


あんまり褒められる方法ではないと思うけど、とりあえず我が家はこの方法で好き嫌いなく、むしろ野菜が大好きになってます。


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2005.03.09

足指ソックス

本当はこれなしではいられない!ってぐらい必要なのに、なかなか使えない・・・ってのが足指ソックスです。5本指ソックスともいいます。

妊娠中に、こむら返り防止にはつま先の血行をよくしたほうがいいと聞き、はき始めたのが出会い。

最初は、足の指をひとつずつ離して履くことさえ難しかったです。それぐらい足の指って丸められちゃっていたのね。今まで虐げていてゴメン・・・って悲しくなりました。

どうにか履いてみると、すっごくココチいい。
足の指一本一本が独立して、しっかり伸ばされて、足から力が沸いてきそうな按配。血行もよくなるっていうのが実感できる。冬場は、保温性も高いような気がしました。

出産したあとでも毎日はきたい。とってもはきたい。

でもはけない。
週末とか夜しか履いてない。

なんでかといえば、やっぱデザインっつーか、見た目です。
足指ソックスってなんか恥ずかしくて、人に見せたくないのです。

保育園の送り迎えのとき、靴を脱がなくちゃいけないので平日は履くことが出来ません。

ああでもはきたいよー。

最近わたしは人の足元をよくチェックしています。
病院で、児童館で、保育園で、靴を脱いだときに他の人がどんな靴下はいているのかを、横目でチェック。

するとけっこう足指ソックス愛好者が多い。増えてる。確実に増えてるんだな、最近。

「・・・・恥ずかしくない?」
とは聞けないので、
「あ、それ気持ちいいんですよね~」と話をふってみると、
「いいですよー。もうこれしかはけなくて!」と明るい答えが。

私も内心激しくうなずいてしまう。

でもまだ私は羞恥心がまさってしまうのだなぁ。

ここはひとつ、月9のヒロインが、靴を脱いだら足指ソックス!とか、ファッション紙で普通に足指ソックスとか、やってほしいよ。

私は本当に、最初に現在の靴下を考案した人物を恨みたい気持ち。最初から足指ソックスにしておいてくれれば、こんな羞恥心も生まれなかったはずなのだ。

世の中にもっと足指ソックス派が増えてくれればいいなと思う。そしたら私も最後についていきます。(他力本願な私・・・)

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2005.03.08

モノクロームに色彩の華

お久しぶりです。(どうやらこのブログには20人ぐらいの人が定期的に訪れてきてくれているようなのです)

いろいろ心が重くなるような話があって、そのうえ病気までして2週間ほどぼんやりしていました。体が弱ってただけなのに心まで弱りそうになって、というか、弱りました。

プチ欝というんでしょうか。毎日どうもどんよりしていました。なんとかしようと思っても、気持ちの根っこの部分が枯れているからダメでした。

天気が良い日も、花屋の店先に春の花が所狭しと並べられていても、私の日常はモノクローム。

どーしたもんかなぁ・・・・と思って過ごしていましたが、ある日、美味しいご飯を食べていて、
「この食事だけカラーにしてみよう」と思いました。

モノクロームな世界だけど、テーブルの上のご飯だけはカラーを与えました。

お座りができるようになった赤ちゃんがあまりにも可愛くて、写真を撮りました。
その写真も、赤ちゃんの存在もカラーとなりました。

私の言いたいこと、ご理解してもらえるでしょうか。
観念的な話なんですけど、何しても何見ても何食べても、どんよりしていた私の世界を、いきなりオールフルカラーの世界に変えるのはしんどかったので、心を前向きに開くことができた対象だけ、少しずつカラー化していったのです。

今日あたり、カラーになってるものがだいぶ増えてきました。
そのうちフルカラーになるんだろうなという予感がするほどです。

つらいなりに、本を読んでみたり、プラスのインスピレーションを受けられそうなブログやサイトを覗いてみたり、インプットの多い過ごし方をしました。
ところが私がブラックホール状態だったので、インプットしてもインプットしても、混沌とするばかりで何にもならないような毎日でした。

でもそろそろアウトプットを始められそうです。

また更新するので、遊びに来てください。

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