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2005.09.22

虐待のニュースを読んだ後の雑記

久々にブログを更新しよ~と思ってパソコンを立ち上げたまではいいが、Yahoo!ニュースで立て続けに児童虐待のニュース記事を読んでしまい、すっかり気持ちがふさいでしまいました。欝。

小さな子供相手に、なぜそこまでひどい暴力を振るうのか?
ああもう思い出すだけで欝。


だけど自分自身を振り返ってわかるんだけど、育児を一人で抱え込むのって本当に大変。子育てって大変。
私も子供相手にブチ切れたことなんてしょっちゅうだ。
昨日、寝そべって骨盤体操をしているときに体重12キロの娘にフライング・ボディー・アタックを決められ、マジ切れしました。
「ナ、ナ、ナ、何すんのよーーーー!!!」と怒鳴ったら子供は号泣。勢い余ってお尻をピシャーンと叩いたからさらに号泣。絶叫。子供にしてみれば単純に遊びのつもりだから、こんなに怒られてびっくりしたし、私の形相が怖かったんだろうね。けれどママはあまりの衝撃にもう死ぬかと思ったんだもーん。呼吸機能が停止するかと思ったんだもーん。
しかしよくよく考えると、子供の前で不用意に寝そべったらどうなるかを考えておくべきだった・・・・。反省しています。ただ娘には、アンタはどんどん大きくなって、重くなってるんだよ、と自覚を促しておいたけど・・。

他にもね、子供2人が一斉に大泣きし始めると、これはもうウンザリする。ああもう誰か!と思う。
ちなみに友人は同じ状況で、隣人から壁を叩かれるそうだ。ウルセーと。これは滅入る。私なら気が狂う。

虐待によって子供が死亡したり、重態になって初めてニュースになって、その悲惨な暴力に、信じられない思いがするけれど、多分世の中には、その一歩手前、数歩手前のとこで踏みとどまっている親もたくさんいるのだ。私を含めて。


私は昼間は働いていて、子供から離れる時間があるから、何かでうんざりしたり、ブチ切れたときも冷静になれる。毎日会う保育園の先生に、「昨日大変だったんですよー!!」と愚痴を言うこともできる。

専業主婦で、一人で24時間子供と接しているお母さんは大変だろうな・・と思う。なんといっていいかわからないけど、年配の女性の友人を作れ!と思う。親でも、近所の人でも。 子育ての苦労を気軽に話せる相手をもつこと。そして相手の女性が、「子供なんてそういうもんよ~」とか、「今だけよ~」とか、「ホーント、大変よねぇ。」とケラケラ笑ってくれるのがベストだ。明るく受け流してくれるのがいい。

実家の母に電話して、いかに子育てが大変か、つらいか、愚痴った時期がある。下の子が生まれて、お姉ちゃんヤキモチ爆発、ついでにイヤイヤ期突入の頃。本当に大変だった。
そのとき母はいつも、
「何言ってんのよ、アンタのほうがよっぽど手のかかる子供だったわよ!お母さんは今のアンタよりずっと苦労したわよ!」と楽しい思い出を語るように私を叱った。
なぜか、私の気持ちが楽になる。

このあいだの三連休は、下の子が高熱を出して機嫌も悪く泣き叫び、上の子は出かけられないストレスと、下の子ばかりが構われている状態に不満を爆発。阿鼻叫喚の毎日でした。つらかった・・・。
自分が子育て鬱の予備軍で、ヘタすりゃ児童虐待予備軍であることを思い知らされました。

子供が生まれて、失ったものはたくさんある。
制限される行動、時間。なかなか会えなくなった友人。行けなくなった場所。そうそう、収入も減りました。

でも得たものもある。
ママ友達。話しかけてくれる近所のおばちゃん、おばあちゃん。子供がいるからこそ行くようになった場所。
そして何より、変化にとんだ未来予想図。


夜泣きもオネショも期間限定。
自分一人で上手くできないと泣き喚くのも、期間限定。すぐ出来るようになってしまうさ。
来年、下の子がたくさん歩けるようになったら、みんなで遠くまで出かけよう。
いっしょに習い事を始めるのもいいね。
いっしょに映画館に行けるようになるのはいつだろうね。

娘が言った。
「大きくなったらビール飲みたい。キムチも食べてみたい。」

いいねぇいいねぇ。

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2005.09.14

「るきさん」ファンに捧ぐ、「犬が星見た」武田百合子ロシア日記

地図帳を広げながら読んでいた、昭和44年のロシア旅行記、というのはこの本。
「犬が星見た」武田百合子著。

この武田百合子という女性がね、なんだか面白い。単純なほど素直で、淡々としているようで繊細で、ときに意外な大胆さで、気取ることもなければ、飾ることもなく、いい人のようでいて時に意地悪い。飄々としている。

こんな女性の旅の記録は、大仰に旅のアクシデントやハプニングを書いたりもしていないし、旅先の発見や出会いを感動的に書き綴るわけでもない。
何を食べ、何を飲み、お土産に買った絵葉書がいくらで、同行の友が何をいい、皆が何を笑い、誰かが具合を悪くし、どこかへ行って、なんかを見ました~~~~。ということの連続。

「おもしろいか?」と夫に訊かれて、
「普通だよ」と普通に答える武田百合子。

ロシアのトイレのドアが開かなくて、困っている銭高老人のために、男性用トイレのドアに体当たりをして開けてあげる武田百合子。(とても普通に書かれている。)

態度の悪いロシア人女性ガイド見習いに、「スパシーバ。(ありがとう。)」と言った後、「あんたは真からブスね。」と日本語で言い添えて、イヒヒ。と笑う武田百合子。


旅行記が面白いというより、武田百合子が面白いんだなあ。この人の日常感覚が。
ところで、こんな女性を私はもう一人知っている・・・。

すぐにひらめいた。

高野文子の漫画「るきさん」だ。主人公のるきさんだ。

そう思いついてからは、るきさんが結婚して、ロシア旅行に行ったらきっとこうだったのだと思いながら、ニヤニヤしながら本を読んだ。

「るきさん」が大好きな人は是非読んでみてください。

「犬が星見た」武田百合子

「るきさん」高野文子

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2005.09.13

ダッグウッドサンドウィッチの朝

最近、週末の朝はダッグウッドサンドウィッチで迎えることにしている。
夫が急に提案したのだ。
ははあーん。さては私の本、「女たちよ!」(伊丹十三著)をこっそり読んでいるに違いない。


ダッグウッドサンドウィッチというのは、アメリカの漫画の主人公、Mr.ダッグウッドが大好きなサンドウィッチ。何でもかんでもはさんでしまう大きなサンドウィッチのこと。
知ってましたか?皆さん。

私は、伊丹十三のエッセイで初めて知った。クラブハウスサンドウィッチとは少し違う。パンはトーストしないでよい。


さて、朝起きてきましたら、テーブルに、サラダ菜・ロースハム・サラミやパストラミ・スライスしたトマト・小口切りしたきゅうり・小口切りしたピクルスなどを並べます。そして上質のバター。うちは発酵バターを使う。マヨネーズも少し。あと好みでお塩。天然塩に限る。忘れてはならないのがデンマーク・DOFO社のフルーツテイストのクリームチーズ。うちの近所で100円~140円。
すべて用意してから、スクランブル・エッグを作ってテーブルへ。

あとは各自食パンを手に取り、バターやチーズを塗って、好きなものをどんどんはさんで、もう一枚パンをのっけて、ガブリ、ムシャムシャと食べるわけです。

手巻き寿司パーティのような楽しさ。そして美味しい。
パンがなくなると、サラダ菜にくるんで食べてみたりする。これも美味しい。
伊丹十三氏は、パンにサラダ菜と苺ジャムという取り合わせが非常に美味だと書いている。まだ試したことはないけど、苺フレーバーのDOFOのクリームチーズとサラダ菜はあう。

子供も楽しく食べている。

いつも急いで食べがちの朝食を、ゆっくり楽しく食べるのは週末ならでは。
最近のお気に入りです。


「女たちよ!」伊丹十三


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2005.09.04

旅行記・地図帳・年表があれば

金曜日の夜。子供を寝かしつけた後で読書に耽る。
旅行記を読んでいる。昭和44年にロシアを旅した日記だ。

旅行記を読むときは、特に移動を重ねる旅行記ならば、地図帳で確認しながら読むと面白い。なんでだか面白い。

今読んでいるのは昭和44年の話なので、ロシア旅行といってもソビエト連邦だ。

普通の地図帳よりも、世界史地図帳(各年代ごとの世界史地図の本)の近現代のページの方がいいかしらと思って、世界史地図帳をめくってみる。ついでに世界史年表も見て、当時の米ソ関係や、日ソ関係なども想像してみる。
でもやっぱり地名検索には、地理の教材用の世界地図帳のほうが調べやすくて、そっちに落ち着く。
よく考えたら、高校時代の地図帳だから、まだソビエト連邦の地図だった。


世界地図帳も、世界史地図帳・世界史年表も、高校の時のものだ。
日本史地図帳・日本史年表も持っている。

これらは全部、ずっと実家にとっておいて、結婚するときにきちんと持ってきた代物だ。

教科書は捨ててしまったけれど、これらは大切にとっておいた。
おかげで旅行記を読んだり、歴史物語を読むときに、ちょっと楽しさが増したりしている。

先に寝ようとしていた夫が起きてきて、世界史地図帳と年表、それから日本史地図帳と年表を珍しげに眺めだした。なにやら、しきりに感心したり、驚いたりしている。新しい発見をしたようだ。

私は気分がよくなって、缶ビールなんぞをプシューっと開けながらまたページをめくる。
横には世界地図帳を置いて。

大人は楽しい。

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