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2006.04.28

「おかあさんといっしょ」出演しました!③収録の流れ

「おかあさんといっしょ」出演シリーズ記事も今日で最後の予定。ふう。

さて今日は収録当日の流れです。

昼過ぎに渋谷のNHK放送センター前に集合です。
ランチは渋谷で簡単に済ませました。お洋服が汚れないようにカフェでサンドイッチにしました。
放送センター前につくと、出演予定らしい子供がいっぱいいます。
集合時間の10分前にならないと中には入れてもらえないので、玄関付近で皆さん待機。
ここでお母さん同士、「こんにちは~。『おかあさんといっしょ』ですよね?!」などとご挨拶。お互いに「(3才)何ヶ月ですか?」「何度目で当たりましたか?」などと情報交換する光景があちこちで展開中。
子供たち同士も打ち解けさせようとママたちは努力を惜しみません。
なお、お洋服が完全に他の子供とかぶってしまっている場合、このタイミングでささっと着替えさせてしまう以外ありません。そこまでする必要はないかとも思うけど。

集合時間10分前。
ようやくエプロン姿の女性スタッフさん登場。
保育士さんのような格好ですが、彼女たちが子供たちのお世話担当のスタッフさんです。
ここで簡単な説明と、子供本人へのお名前チェック。 他人の名前借りて当選した人は注意してください。本人じゃないとバレたらどうなるのかは不明ですが。
そしてトイレ。
これが最後のトイレタイムになるので、絶対に行っておくべきです。
大抵の子供がママといっしょに来ているので、女性用トイレは大混雑。
なにしろ個室は2つ、障害者用が1つ、合計3つしかトイレがないのに出演する子供たちは45人ぐらいいるのです。
手早く済ませましょう。

トイレが終わると、子供たちだけロビーに集められ、付き添いの保護者は子供たちの周囲で待ちます。
ここで歌のお兄さんお姉さん、体操のお兄さんお姉さんが登場です!
写真・ビデオの使用が許されるのはこの時だけなので、保護者は一斉にフラッシュ!!
お兄さんお姉さんの写真撮影が終わると、歌のゆうぞうお兄さんが子供たちに大切なお話をしてくれます。「靴はちゃんとはけてるかな?手におもちゃやお菓子を持ってる子はいないかな?静かにお話聞いてくださーいと言ったら、ちゃんと聞いてくれるかな?」などです。

お兄さんのお話が終わると、「これから皆でスプーに会いに行こう!」と子供たちを連れてスタジオへ歩き出します。
TVで毎日見ているお兄さんお姉さんが目の前に現れて、「さあスプーが待ってるよ!」なんて言われると、子供たちの心は完全にわしづかみ成功。親のことなんかほったらかして、どの子もスタスタとお兄さんお姉さんに連れられて行ってしまうのでありました。
このとき、ママと手をつないだまま、皆といっしょにスタジオへ行けない子供もいますが、お母さん焦っちゃダメよ!

親は少し遅れてスタジオ入り。
スタジオでは「おかあさんといっしょ」のオープニングのセットがあり、子供たちはすでにお兄さんお姉さんと楽しく歌ったりお話したりしています。
親はセットの右袖あたりに用意されたベンチに座って見学です。
子供たちが「スプー!」と呼ぶと、ついにスプー登場。子供たち大喜び。スプーに群がっていきます。
ママから離れられない子供も、離れるチャンスです。ゆうぞうお兄さん、しょうこお姉さんが泣いている子供や、ママから離れない子供たちのところに来て、「どうしたの?いっしょにスプーのところに行ってみようよ」と優しく声掛けしてくれます。
そしてパワアップ体操の練習もします。

子供たちも自然な雰囲気で楽しそう。いい感じです。

しかし、もしアナタがステージママ予備軍であるならここで気を抜いてはいけません。噂では、このリラックスタイムの中で、ズーズーダンスの出演者がひそかに選ばれるらしいのです。元気が良く、物怖じしなくて、体操が好きそうな子どもが選ばれるようです。


そしていよいよ収録。
オープニング時の座席位置は自由。
子供たちが好きなところに座ります。
事前に「歌のお姉さんの横に座るのよ!」と言い聞かせている親も多いらしく、お兄さんお姉さんの横はかなりの激戦区です。子供の座った場所を確認して親は「よくやった!」とか「あ~とられちゃった」とか一喜一憂。けっこうすごいです。皆やる気マンマンだよ。

収録が始まると、25分番組として一気に撮ってしまいます
「みんな~元気ぃ?」で始まり、最初の歌が終わると、子供たちはTVモニターで放送当日分の他の歌を聴きます。その間にその曜日のコーナーの準備があります。
歌が終わると、曜日ごとのコーナーの収録。子供参加型でない時(たとえば木曜日のなんになるでショウなど)はモニターで見ます。
泣いたまま収録に参加できない子供のところには、こういう時間にもお兄さんお姉さんが話しかけに行き、参加を促してくれます。
コーナーが終わると、「ぐーちょこらんたん」の時間です。
「望遠鏡で覗いてみよう」と言って、また皆でモニターを見ます。
このとき、ズーズーダンス出演が決まった子供は、まゆお姉さんといっしょに練習しています。

チョコランタンが終わるとすぐにズーズーダンス。TV放送と同じです。
出演できない子はズーズーダンスを見学したり、スプーと遊んでいます。
ゆうぞうお兄さん・しょうこお姉さんはこの間も泣いてしまう子のお世話に一生懸命奔走してくれています。
ズーズーダンスが終わると、すぐにぱわあっぷ体操の準備です。
TV放送でいうと「ぱんつぱんくろう」「動物」の放送時間内に準備なのでけっこうあわただしい。

そして「シャキーン!ぱわあっぷ!」と体操が始まります。
スタッフの方も前で踊ってくれていました。
ゆうぞうお兄さんしょうこお姉さんは、この段階になってもまだ収録に参加できず泣いている子を、最後の最後までなだめてくれていました。
ぱわあっぷ体操のあと、スプーといっしょにお兄さんお姉さんが登場するときに、お姉さんが子供を抱っこしている時がありますが、あれは最後までぐずっている子供を、抱っこして最後だけ連れて行ってくれていたのです。
子供がぐずって出演できなくてもそれは「自己責任」とNHKには言われていましたが、ゆうぞうお兄さんしょうこお姉さんの頑張りで、最後はみんななんとか参加できるよう頑張ってくれていました。
私はちょっと感動しましたよ。

スプラッピスプラッパが終わって、「またね~!」で収録は終わり。
風船を拾って子供たちは保護者のところに駆け戻ってきます。
親に風船を渡すと、子供たちだけの集合写真撮影です。
2回取ります。
このとき、自分の子供が何列目のどのへんにいたかを覚えておきます
写真を注文するときに、子供の場所と服装や髪型の特徴を記入する欄があるのです。
2回撮影するので、写りがいいほうをNHKが選んで郵送してくれるそうです(有料)。

そして解散。

子供たちは楽しかった~と晴れ晴れとした顔つきでした。
でもやっぱり疲れるようで、帰宅途中ですぐ寝てしまいました・・。
収録後の予定は入れないほうがいいです。

ふう。
「おかあさんといっしょ」に参加できて、喜びと興奮のあまり長文ブログを書いてしまいましたが、疲れた~。
この記事が参考になった方いらっしゃいましたら、ひとことコメント残してくれると嬉しいです。
皆さんのお子様が当選されることと、楽しく収録に参加されることを願っています。

おやすみなさい。
明日から連休だね。


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2006.04.27

「おかあさんといっしょ」出演しました②収録までの準備

「おかあさんといっしょ」出演ネタの2日目です。

当選通知が来たときには舞い上がってしまいました。
収録は1ヶ月半後。

今日は収録までの準備について書きます。

① 歌や体操を覚えよう
当選ハガキには、当日の集合時間と場所などが書いてあるぐらいで、何曜日の放送分なのかは書いてありません。ぱわあっぷ体操だけではなく、各曜日のコーナーや、オープニングの後皆で歌う歌の研究を、TVを見ながらしておきましょう。講談社から「おかあさんといっしょ」の月刊誌も出ていますので、それで歌を覚えるのもいいです。

② 子供一人で収録に参加できるように指導
収録には、保護者1人と子供本人しか参加できません。他の保護者や兄弟は収録スタジオの外で待ちます。
同行の保護者(たとえば母親)も、スタジオ内には入れますが、子供とはすぐに引き離されてしまいます。(収録の流れについては明日にでもアップします) ここで子供が泣いたり、親と離れないと、出演できない場合があります。それだけはなんとしても避けたいので、子供一人で収録に参加できるようにしておかないといけません。
我が家の場合、「チョコランタンの国には子供しか行けないから、ママは一緒には行けないからね」と言い含めてみたり、毎日のTV放送を見ながら、「子供しか出てないでしょう?ママたちは横で待ってるんだよ」ときちんと認識させ、子供に「ママと一緒には出られない」ということを判らせる努力が必要です。

③ 当日の洋服は
収録が近くなってから気候に合わせて買うのがオススメです。
洋服選びの基準は、子供に似合うかどうかより、TVでどう映るか、です。
実際の放送では、子供はチラチラっとしか映りません。
「ほら、今映った!」などと一喜一憂したり、親戚・友人に子供の出演を連絡するにも、子供の洋服をアイコン化することが決め手になります。
TV画面で我が子を追いかけるには目立つ服装が便利だし、
友人や親戚に教えるにも、
「赤いワンピースの子がうちの子です」といった単純明快さが重要になってきます。
これがアイコン化の意味するところです。
具体的に考えます。
もっとも重要なのは色の選択です。
できるだけビビッドなものにしましょう。単色使いがベストですが、トップスだけ派手色でもいいと思います。
○○色を着てるのがウチの子!という目印カラーです。
パステルカラーは要注意。スタジオが明るいので色が飛ぶ可能性があります。原色がオススメです。
また、かわいいフラワープリントや、小さな水玉模様も、TV画面上では判りにくいので気をつけてください。
20メートル離れて立っても識別できる、単純で判りやすい可愛らしさを基準にしてください。
次に形。
フォーマルな服にするか、カジュアルにするか。女の子の場合、ドレッシーな服を着せると大喜びでハイテンションになる子供もいますが、逆に落ち着かなくなって緊張してしまうタイプの子供もいます。我が子の性格を考えて、フォーマル路線かカジュアル路線か決めましょう。
女の子の場合はスカートにするかズボンにするかもよく考えて。3才だと足を閉じて座ることもできず、オープニングのシーンで足を開いて座っている子をたくさんみかけます。まねっこピーナッツで足を持ち上げるようなポーズもあります。それを子供だからいい、と考えるか、あまりよろしくない、と考えるかは親御さん次第。ジジババがどう思うかなども考慮しましょう。アイコン化ということを考えるとワンピースはもっとも簡単ではあります。
注意点は、他の子供とかぶる可能性です。
毎日の放送を丹念にチェックしてみると、赤いワンピースの女の子というのは必ず1人はいます。ピンクも多い。ねらい目は派手なオレンジや、ビビッドな黄色かもしれません。
・・・・うちは、派手色を着せてましたが、当日見事に他の子供とかぶってしまいました。でもビビッドカラーを選んだのは正解でしたよ。


④ 収録日前に予定をいれない。
子供の健康管理です。 子供は興奮しただけで熱出したりもするので、収録前の数日は、普段どおりの生活を送るのが健康管理につながります。

⑤ 「あかあさんといっしょ」出演目的を忘れずに
少しでも多くTVに映るように、座る場所や、立ち位置を指示する母親も多いですが、ま、子供にプレッシャーを与えぬ程度にね。「楽しい体験」が何よりですから。
それでもどうしても、画面中央でカメラに向かって体操して欲しい!と思ってしまうなら、普段からビデオカメラの前で子供に体操をさせ、カメラ慣れさせておくのが有効かもしれません。
うちは子供が泣き出したりせず、大好きなスプーに触ることができれば本人も満足だという状態だったので、ぱわあっぷ体操の練習はしたけれど、カメラを考慮したような練習は一切しませんでした。
洋服選びでは”いかに子供を目立たせるか””可愛くTVに映るようにするか”を考えてしまうけど、子供が楽しかった!面白かった!と言ってくれることが一番大事なので、母親が張り切り過ぎないようにするのも、大切な事前準備なのかもしれません。

次回は収録当日の流れです。


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2006.04.26

「おかあさんといっしょ」出演しました!①応募のこと

ジャンジャカジャーン。
上の娘がNHK「おかあさんといっしょ」に出演いたしました!!!
とてもいい思い出になりました。

子育て中の皆さんにもおすそ分けすべく、「おかあさんといっしょ」に出演するには、そして「おかあさんといっしょ」収録当日のことをブログに書いておこうと思います。

今日はまず、出演するには・・・です。

出演は3才の子供のみ。往復はがきで応募します。
毎月1枚しか応募できないし、3才の間しか応募できません。
ハガキの書き方はNHKのホームページを参照してください。

このブログでは「応募・抽選」にまつわる様々な噂について検証してみたいと思います。

私は何とか我が子を当選させたいとネットや友人・知人からいろんな情報・噂を収集しました。

①受信料についての噂
受信料を払っていないと当選しないという噂と、受信料を払っていない家庭をあえて当選させて受信料納入を迫るという正反対の噂がありました。
子供を当選させるには、受信料払ってたほうがいいのか悪いのか。
私はNHKに、抽選に受信料支払いの有無は関係あるのかを問い合わせてみましたが、今のところ、受信料の支払いは調べずに抽選を行っているということでした。
(ただしNHK歌謡コンサートの入場チケットの抽選は、受信料の支払いが条件になったので、おかあさんといっしょも今後どうなるかはわかりません。)
収録当日に知り合ったおかあさんたちにも聞いてみましたが、受信料についてはまちまち。払っていない人も収録の日に催促されているようなことはありませんでした。
とりあえず、「おかあさんといっしょ」に出演するために受信料のことを気にする必要は当面ないようです。支払いはあくまで一般市民として支払うべきかどうか考える話です。

②月齢が高い子供のほうが当選しやすいという噂
3才になったばかりの子よりも、3才半すぎてきたぐらいのほうが当選しやすいという噂です。噂の根拠はTV収録がスムーズにいくことを考えると、月齢が高い子のほうが都合がいいから・・というもの。
でもこれは根拠レスでしょう。
単純に確率と統計レベルの話です。「おかあさんといっしょ」に子供を出演させたい親は、子供が3才になるとすぐに応募を始めることが多いのですが、最初の1回で見事当選する確率は小さく、2回の応募で当選する確率、3回の応募で当選する確率のほうが高くなってきます。
だから結果的に、9回目の応募でやっと当たった(=子供は3才9ヶ月)とか10回目の応募で当たった、という人が最初の1回で当たった(=子供は3才0ヶ月)という人よりも多いというだけでしょう。
大切なのは毎月欠かさずに応募してみることです。

③応募ハガキは必要最低限しか記入しない
応募の往復はがきに、番組へのメッセージや、子供の書いたイラストなど、余分なものは一切書いてはいけないという噂があります。
理由はよくわからないです。ただ、番組への熱い想いを書いたら当選とか、上手なイラストがあると当選・・・なんていう噂が流れると、NHKも逆に困るのかもしれません。
私もとりあえず、必要最低限のことだけ、見やすくわかりやすい文字で書いて応募していました。

④黒のボールペンのみで書け
これも根拠がよくわからないのですが、③の余計な事は書かないほうがいい、というのと似たようなものでしょう。
奇をてらわず、シンプルに判りやすく書く、ということですね。

⑤毎月25日~月初めが当選しやすい
根拠はよくわかりません。でも私は月初めに投函したものが当選しました。

⑥都内在住でないと当選しない
私は都内在住なのでこの噂が本当なのかどうかはうまく応えられません。収録の日に知り合ったお母さんも皆都内でした。でもこれも確率と統計レベルの話なのかも・・と思います。
収録は渋谷のNHKで行われますから、地方の方が参加しようと思えば1泊以上の旅行になる場合もあります。たかがTV収録・されどTV収録。旅行になること覚悟で応募したい人はどれぐらいいるのか。
たとえば都内在住の親が応募している割合と、北海道在住で東京に親戚もまったくいない親が応募している割合・・・ほぼ絶対的に都内在住の応募者のほうが多いのではないでしょうか。
つまり、収録にも参加しやすく、かつ人口も多い、都内及び首都圏エリアの応募数が多いので、当選者も多くなってしまう・・・という単純な結果論ではないかと思います。
当選するかしないか、という意味では、地方在住の人も都内の方も平等なので、応募してみてください。
ただし、「はみがき上手かな~」と「パジャマでおじゃま」はロケの都合にあう方が選ばれるそうなので、都内の方が有利なのかと思います。地方でのファミリーコンサートの時に「はみがき」と「パジャマ」の収録もあれば地方の方にもチャンスはあると思いますが、問い合わせていません。


以上、役に立つのか立たないのかまったくわからない記事になっていましましたが、毎月ハガキを書いても当たらなくて、いろんな噂話に翻弄されて一喜一憂してしまう、世の親御さんたちのために書いてみました。

みなさんのお子さんも「おかあさんといっしょ」に出られるといいです。
お祈りしています。

そしてもし万が一、12回応募しても当選しなかったときは、
「応募ハガキを黒ヤギさんと白ヤギさんが食べてしまってスプーに届けてくれなかったのかも」とお子さんに言ってみてはいかがでしょうか。仕方ないなぁという気持ちになるかも。

オマケ
中には友人・知人の名前を借りて1月に何通も応募する人もいるようです。
収録当日にNHKスタッフがお子さんに「あなたの名前は?」と聞きますので、名前を借りて当選した場合は、子供にその名前を言うように「仕込んで」おく必要があります。ご注意を。

追記

2010年3月26日をもって、
「おかあさんといっしょ」の応募は受信料支払者のみが加入できる
NHKネットクラブ・プレミアム会員のみが、ネットクラブ経由で応募できることに変更となりました。


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2006.04.23

ドストエフスキー「罪と罰」

久しぶりの本読み日記です。
本は読んでいるんだけど、書くのは久しぶりですね。

久々に古典を読んでみました。
きっかけは野田秀樹の芝居「贋作・罪と罰」がとてもよかったからです。
それに本作「罪と罰」を清太郎さんが絶賛していたしね。

野田版は「贋作」ですし、何しろ野田版ですから「罪と罰」の舞台も幕末の日本だったり、主人公は女性剣士だったりして、テイストがまったく違うのですが、台詞のところどころ、岩波の江川卓訳の「罪と罰」を正確に引用していて、「本作・罪と罰」を読むのも面白かったです。


んでもって、ドストエフスキーの本作「罪と罰」。
暗くて窮屈でトゲトゲして偏屈で狭くて発狂して乾燥したお話です。
うん、乾燥してる。可愛そうな話もいっぱい出てくるのに、涙はでない。じめじめしてない。
ドストエフスキーの性格なのかな。

ソフィアやその義母カチェリーナとその子供たちの狂気じみた不幸さや、
ペテルブルグにあふれる貧しく救われない人々の話の部分は、本当に哀れで、この瞬間、「ほっとけない世界の貧しさ」なんて言われたら、ホワイトバンドを何本でも買ってしまう。


主人公ラスコーリニコフは別の意味で哀れな男。
偏屈で狭くて暗くて、心がちっぽけだ。
かわりにプライドだけが肥大している。
頭でっかちで、ハートが小さいんだ。
時折見せる慈悲深い行為も、ハートからではなく、正義感という頭の部分から生じる行動なんだ。


この小説では2人の罪人がでてくる。
ラスコーリニコフとスヴィドリガイロフ。

ラスコーリニコフは「正義」と「権利」のもとに罪を犯し、自分を正当化しているのに、罪の意識から逃れられない。
スヴィドリガイロフは自分の本能から、モラルを踏み越えて淫蕩におぼれる、そこに罪の意識は薄い。

ラスコーリニコフは望みもしないのに愛される
スヴィドリガイロフは欲したのに愛されない
そんな2人のラストは?


ラストは妙に楽観的なラスコーリニコフとソフィアで終わる。
反面、書き手のドストエフスキーは冷め切っている。


かなり面白い小説だ。
思い切って読んでみてほしい。


実は私は中学生のころ図書室で「罪と罰」を読んだ。
読んだはずだった。
今回、まるで初めて読んだ小説のようだったので、自分は本当に読んだのかどうか訝った。
でも遠い記憶は、毎日のように図書室に通ったことを覚えている。

「罪と罰」のラスト。
突然、雷鳴のように愛に打たれるラスコーリニコフとソフィア。
小説に突然、光が射してくる。
思い出した!
私は確かにこの小説を読んだ。この光りにたじろいだ。


そしてもうひとつ思い出したこと。


「いつもここにいるね。何を読んでいるの?」
色が白くて、瞳の中に星が瞬くような、少年が聞いた。

「罪と罰。」

「難しそうな本だね。」
少年は微笑んだ。ものすごい美少年。

思い出した、「罪と罰」は読書の対象ではなく、図書室にいるための”道具”だったっけ。
内容なんか覚えていないはずだ。


ちなみに「罪と罰」のあと、中学生の私は「車輪の下」を読んだ。
でもやっぱり内容は覚えていない。
本読むフリして他に見るべきものがあったからね!


「罪と罰」上・中・下 岩波文庫 江川卓訳


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2006.04.14

ニキビの原因は歯の詰め物か?

スキンケア頑張るるる!!と吼えてはみたけれど(前回の記事)、実は今、あごにできた大人ニキビに悩まされています。
時々できるのよね。

昔、あごのニキビはストレスが原因と言われたので、
私最近いろいろ抱え込んじゃってるもんなぁ・・うんうん、ストレスが原因かな~と自分なりに納得していたのですが・・・

今日、新情報をGET。

あごにできるニキビの原因として、歯に詰めた金属の詰め物というのがあるそうです。

鉛は毒素を含んでいて、それがニキビとしてあごに吹きだしてくる・・・らしい。

ものすごく合点がいった!


私は奥歯に詰め物している。

それから朝起きたときに、口の中が不快なことは誰しもあると思うんだけど、
私の場合、時々、金属を舐めたようなイヤ~な味がする朝があるのですよ。
(これって私だけ?みんな引いてる?)

絶対、奥歯の詰め物のせいで、ニキビができるんだ!


どうしたらいい?
やっぱり純金を詰めないとダメ??

高そう・・・・

確か今、金って1g=2500円ぐらいしてるはず。
歯に詰める金って何グラムぐらいだろう。
加工料金は?
施工料金は?
今つめてるやつも取り出してもらわないといけないしな・・。

もう少しリサーチして、本気で検討したい。


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2006.04.13

赤ちゃんの肌でさえ・・30代のスキンケアのこと

先週、先々週と週末はお花見がてら近所の公園へピクニックに行く。
満開の桜の下でお弁当食べたり、公園で遊んだり、子供はとても楽しかったみたい。

ああ、いい週末だったわ・・♪


・・・て、言ってばかりもいられないのよ!


けっこう風が強かったせいか、肌がボロボロになっちゃった。
もう公園にいる間から、肌が悲鳴をあげだしたのがわかったもんね。
一刻も早く家に帰って、洗顔して、化粧水パッティングいやこのさい拭き取り方式で化粧水吸い込ませたい!そして乳液、美容液、保湿クリーム・・。
頭の中で帰宅後のお肌ケアーを考えてばかり。

それぐらい、肌はボロボロでした。

今年初めて知ったんだけど、花粉って肌を相当痛めるらしいね。


ああもうディープクレンジングして、スペシャルマスクでも顔にのっけて横になりたい・・・


肌が・・・肌が・・・・。

30代になって実感してるのは、年齢を重ねれば重ねるほど、肌の美しさが何より肝心だってこと。
10代・20代の頃は、リップの色や、アイシャドウのグラデーションなど、色使いに夢中になるのもいいけれど、30歳すぎてからは危険。汚い肌の上に、色を上塗っても醜いだけ。
綺麗な肌がまずあって、初めて色で遊べるのよ。
そして30過ぎてきれいな肌なら、それだけで十分自慢できるのよ。

だから私は近年スキンケアだけは頑張ろう!!と思っています。
脱カサカサ、目指すはしっとり潤い素肌。透明感よ!


そして、スキンケアを語るとき、目標もしくは理想として、「赤ちゃんのような肌」って表現があるでしょう?
あれにも考えさせられるね。

確かに赤ちゃんの肌って柔らかくてプルプルでキメの細かさはピカイチだけど・・・。

その赤ちゃんですら、きちんとスキンケアしてあげないと、すぐ荒れませんかー?子持ちの皆様!
うちは冬はかならず保湿乳液・保湿クリームつけてあげないと、ほっぺたが真っ赤になってました。ガサガサにもなりました。足だって、保湿してあげないとすぐザラザラになりませんかー?


赤ちゃんの肌ですら、保湿が必要なのですよ。
ケアが必要なのですよ。

ましてやこっちは三十路も超えてるんですよ。
きっちりケアしていかないと、取り返しのつかないことになると思うのよ。


冬場は乾燥で苦しみ、春は花粉と強風。
そしてこれからは紫外線の季節。

頑張ります。

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2006.04.08

渋谷マークシティのトイレ

久しぶりに渋谷に行きました。
マークシティで食事し、トイレに行ったら張り紙を発見。


「洗髪・歯磨きといった行為はしないでください」


うーむ。

土地柄、夜を徹して遊び歩く人が多いのだろう。
いやそれぐらいは可愛いもんで、もう何日も家に帰っていないというケースも渋谷ならいるだろう。

そんな人たちに、風呂代わりに使われては困るっていうことなんだろうな・・
「洗髪禁止」は理解できる。


しかし歯磨きも禁止なのは何故?
なぜなのー???


おりしもそこはレストランフロアー。
食事のあと歯磨きしたい、一般利用客だっていると思う。

季節柄、就職活動中の学生もたくさんいて、
同じフロアにあるエクセルシオールカフェなんてリクルートファッションの学生でごった返していました。
彼らなんて次の面接までに、歯を磨きたいっていうこともあるんじゃないかな。


歯磨きを禁止するトイレ。
不思議でした。

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