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2006.06.17

功名が辻 第23回「本能寺」

「本能寺」を大変堪能したにもかかわらず、翌日のW杯日本初戦・オーストラリアショックで、なんにもやる気がおきませんでした。頭の中はカラッポ。

思い出すたびに眩暈がします。

でもそろそろ気をとりなおしていかないと・・・。


「本能寺」よかったです。

舘ひろしの信長。
かぶきものの信長、
エキセントリックな信長、
神であり、王であらんとする信長、
破壊する信長、
恫喝する信長、
普通にしていても血なまぐささが匂う信長。
こんな信長は初めてみた!


その信長にふさわしい本能寺だったなぁと思う。


和久井映見も美しかったです。

夫婦として新たな絆が生まれたあとに迎えた本能寺で、
「殿は地獄、濃は極楽。このままでは行き別れでございます。」という台詞の潔さ。
光秀にむけた眼差しは、
「光秀さま。ようやく濃も自分の生きる道をみつけました。心配かけてごめんなさい」と
言っているように感じました。

感じたこと。


覚悟を決めた人間は美しい。

それに比べて光秀。

迷ってます迷ってます。
敵は本能寺にありー!と叫びつつも、
本能寺でお濃の凛とした姿を見て戸惑い、
信長を討ったはいいがその後の身の振り方にまた迷う。


「迷うが人なり」と、
光秀、一豊、千代で話をする回があったけど、
迷ってばかりじゃダメだ。
どこかで決めないと。

とくに上にたつ人間が迷ってるとよくない。


光秀はちゃんと知っていた。
迷うが人だけど、迷っている人は天下はとれない。
信長は迷わないから、天下にもっとも近いのだと。


ああ、光秀、どうすんの?

そして一豊や、秀吉軍は中国地方から一気に引き返す。
武田鉄也が言っている。
「みんな、信長への忠義心よりも、次の戦が天下取りになるとわかっていて、そこでどれだけ手柄をたてるかを考えている」と。


そーなんだよなぁ。
足軽やら歩兵部隊にとっては、忠義やら、国づくりのビジョンなんかより、手柄をたてれば俸禄がもらえるっていうほうが強力なインセンティブ。


秀吉VS光秀。
歩兵の顔をみれば勝敗がすぐにわかるような感じ。


若い組織では業績評価・インセンティブボーナス制ってやっぱり有効なんだろうなと思った。
もしくは、不確実な時代には、キャッシュ・オン・デリバリーが大事だということか。

功名が辻のテーマ曲も、頭にこびりつきました。
時代がいよいようねっていく、流れに呑み込まれていく、そんな雰囲気とテーマ曲がばっちりあってきた。

実際、月曜日の夜10時までは私の頭の中は「功名が辻」のテーマでいっぱいだったのよ。
サッカーで吹き飛んだけど・・・・。


明日の功名が辻も、きっと堪能できると思うけど、
そのあとはサッカー。


選手たちは私なんかの何万倍もへこんだと思うけど、気持ちをあらたに頑張ってほしい。

覚悟を決めた男たちの美しさを、どうぞみせてくれ!!

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Comments

うん、うん。
あれはよかったです!
歴史モノ、確かにいろいろ現代に置き換えながら考えさせられますね。この記事のおかげで、明日の「功名が辻」はさらに面白くなりそうです。

Posted by: わだ | 2006.06.17 at 10:56 PM

わださん、こんにちは!

「功名が辻」楽しみですね。
でも気持ちはサッカーに向きそうな自分でもあります・・・。


Posted by: Nolly Chang | 2006.06.18 at 12:42 AM

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