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2007.09.09

映画「プロヴァンスの贈りもの」

映画「プロヴァンスの贈りもの」を観た。

たまたま自由になった時間と上映時間がかぶったから観たのだけど、
観終わったらすっかり心ワクワク。


最初はね、どーなのかなーと思ってたのです。

何しろ、キャッチコピーが、
「運命の休暇をあなたにー。最高の恋とワインを添えて。」
なワケです。

自然豊かな美しい南仏プロヴァンスで育まれる、極上のワインと大人の恋。
な、ワケです。

恋愛映画も好きだし、ワインも好きなんですが、
メロメロのメロドラマだったりして・・・とも思ってました。


と・こ・ろ・が。

粋な映画でした。
ウイットにあふれてました。

「大人」の恋、ってこういう意味でしたか!って、嬉しくなるような。


最悪の出会い方をした、主人公とヒロイン。
2度目の出会いのとき、窮地に陥っていた主人公を、
もっとも残酷な方法で助けて、知らん振りして帰っていくヒロイン。
かっこいいよー。

男(主人公)に言い寄られたときのヒロインのあしらい方も、
とても素敵。

(詳しくは是非ご覧あれ)


もともと顔も姿も美しい女優さんだけど、
知性と、強さが、輝きを作り出すのね~~。
と、うっとりしてました。


数年前、出産して私もなんだかほわわわーんとした気分でいたころ、
日本はすごい癒し系美女ブームでした。
そのせいか自分も優しいほんわかママになって、
美しくたおやかな女性になりたいと思っていたのですが・・・。


「プロヴァンスの贈りもの」を見て、目が覚めました。


毒舌しばしば、
ボケよりツッコミ、
知性のない男にはケリ。

みたいな私が、ほんわか癒し系ママを目指すことに無理があった!!

そーよ、これから目指すのは、
フランス女の粋とか、生意気but可愛いとか、
そっちだわーーー!!

(あ、でも読むべき雑誌は「NIKITA」にはしないと思う。)

ビジュアル面というより、Attitude ですね。
上手な憎まれ口をたたくことができる女になりたい。
難しいけど、憧れる!

映画に話を戻すと、ほかにもツボがいっぱい。
この映画、イギリス対フランス、
アングロサクソン対ラテンの構成なんです。

主人公やその友人はイギリス人で、金の亡者のアングロサクソン。
一方、ヒロインはフランス人。
葡萄栽培に従事するフランス人と、陽気なその妻。
彼らがものすごくラテンな人々。
ちなみに付け加えると、主人公の秘書がフランス人で、
いい感じで意地悪いのよ~。
さらにアメリカ(カリフォルニア・ナパヴァレーの娘)も一枚からむ。

かくして、ストーリーの随所に、
イギリス対フランス、
アングロサクソン対ラテンの、
笑える対立が折り込まれていて飽きないのよ。

典型的すぎるといえばそうですが、
ここまで徹底して対比させれば、笑って楽しむべきです。


男と女のウィットあふれる恋の始まりと、
ヨーロッパの文化対立と文化交流にすっかり楽しめる映画。
笑えました。

最後に、すごく気になった、大切なこと。

この映画の原題は 「 A GOOD YEAR 」なんです。

これってどういう意味だろう?

ネタバレとはいえ、お約束のエンディングですから書きますが、
最後、主人公はイギリスでの金儲けの日々を捨て、
プロヴァンスで恋人と葡萄園のあるシャトーで暮らすことを選択します。
友人に「そんな生活長く続かないよ」と言われても・・。

ここで 「 A GOOD YEAR 」が気になるわけです。
やっぱり、1年間しか続かないってことを意味した題名なのでしょうか。
1年だけしか続かなかいだろうけど、GOODな1年だよ、っていう意味の。

それとも、ワインになぞらえ、
主人公にとって、この運命の休暇が、
「素晴らしい収穫のあった年」
素晴らしい葡萄が取れた、素晴らしいワインが出来た、の意味で
素晴らしい人生の選択ができた年、なのでしょうか。


A GOOD YEAR なんて、めちゃくちゃ簡単な英単語なのに、
バックグラウンドが不十分だと、うまく訳せない!って
やきもきしました。

******************

フランス観光局オフォシャルサイト
「プロヴァンスの贈りもの」

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Comments

こんばんは。
良い意味で肩の力の抜けた楽しい映画でした。
原題はやはりワインのビンテージに引っ掛けたものなんでしょうね。
続いていくかどうかはまだ判らないけど、とりあえず運命を変えた「良い年」だった、という感だと思います。
そんなところもラテンぽくないですか。

Posted by: ノラネコ | 2007.09.10 at 10:59 PM

ノラネコさん、こんばんは。
原題はやはりワインに引っ掛けてますかね。ノラネコさんの解釈どおり、「良い葡萄を収穫できた“いい1年”ではあるが、いいワインとして熟成するかは未知数」というぐらいが的確かも。
とても楽しめる映画でしたね!

Posted by: Nolly Chang | 2007.09.11 at 12:03 AM

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