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2007.12.04

本「使命と魂のリミット」東野圭吾-私の使命は?

東野圭吾の本「使命と魂のリミット」を読む。

ミステリーであり、医療モノであり、復讐モノである。
緊迫した手術シーンの描写も、
それぞれの登場人物の抱える事情も、
なかなかに面白い。
TVドラマ「医龍」が好きな人には喜ばれそうだ。

ミステリーとしてはどうなのかなぁと思う部分もあるのだが、
登場人物の全てが、使命を背負って生きていることに、
私は深い感銘を受けた。

小説の中でKeyとなるのは
「人には必ず使命がある」ということ。

医者は患者を助けるために全力を尽くし、
看護士はそれをサポートするために全力を尽くし、
警察は犯罪の予防や逮捕に全力を尽くす。
なぜならそれが彼らの「使命」だからだ。


そして、復讐を自分の使命と信じる者・・・。


おのおのの「使命」をまっとうしようとして、
ドラマは動き出す。事件は起きる。


「使命」とは何か、
なぜそれを果たさなければならないのか、
物語の核心はそこにある。

私は考えていた。
自分の使命ってなんだろう?


思いついたのは平々凡々なこと。


結婚をして子供を産み、育てる。
愛のある幸福な家庭を作り、維持する。

これって「使命」なんだろうか?

子供の頃から、周囲の刷り込み効果もあったのだろうけど、
私の人生の最重要事項に、
「幸せな家庭作り」があったと思う。


実際、育児と仕事でいっぱいいっぱいになった時、
仕事を減らして育児重視に切り替えたのも、
自分の「考え方」の結果でしかない。


やっぱり私の使命は
「幸せな家庭づくり」で、
目下その使命をまっとう中、ということなのだろうか。


「幸せな家庭作り」は、言うほど簡単ではないし、
小さい使命だとも思わない。

でもやっぱり、これが「使命」なの?という
割り切れなさも胸に残る。


「人にはかならず使命がある」

医師、看護士、刑事・・・・
彼らの背負う使命の前で、
自分の使命とはなんなのか、
ついつい考えてしまう。


使命と魂のリミット-東野圭吾

Photo


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Comments

私はずっと仕事をしてきてそれなりに楽しかったけど
今は専業主婦で家のことをいろいろしたいという気持ちが
どんどん強くなってきています。
子どもが大きくなって手が離れたというのに(笑)
今までがしんどかったんですけどね・・
人間、変わりますね。

Posted by: kako | 2007.12.07 at 10:22 PM

kakoさん、こんばんは。
kakoさんの最近のブログを見ていると、たしかにそんな感じがあるかも。子供のために仕事を辞める(or減らす)ことと、自分の関心ために仕事を辞める(減らす)ことはまた別ですからね。

Posted by: Nolly Chang | 2007.12.09 at 11:37 PM

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