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2008.05.26

ミニかプチか、あるいは・・・トマトをめぐる食卓

夕飯のとき、5歳の長女がミニトマトを食べながら聞いてきた。
「ミニトマトとプチトマト、どっちが正しいの?」


うーん、スーパーでも生協のカタログでも「ミニトマト」って書いてある。

ミニは英語で、プチはフランス語。
でもトマトはフランス語でも、トマートだったような気がする。

どっちが正しいのかな。
どっちも正しいのかな。

どっちでもいいんじゃないかな。

そして私は応えた。

「ミニトマトでもプチトマトでもいいんだよ。
小さいトマトだっていう意味だから。」

長女「じゃあどっちを使えばいいの?」

私 「どっちでもいいと思う。他のよび方を考えてみてもいいと思う。」

長女 「えー!!自分で考えてもいいの?!」


それから私たちは、「ちぃトマト」「ちびトマト」「こトマト」など考えて、
「ちびトマト」を選んだ。

長女はさらに「小さくて丸いから『ちびまるこ』にしたい」と言い出し、
私が「それは紛らわしいからやだなー」と茶々をいれ、
「ちびトマト」に落ち着いたのだった。

お外ではミニトマトかプチトマト、
家の中では「ちびトマト」という決まりにしよう!と言うと
何か素敵なヒミツでもできたみたいに、長女は大喜びしていた。


子供の質問に、ちゃんと答えない私の態度。
こんなんでいいのかな、と思う。


でも、こんなんでいいやとも思う。

私は野菜ソムリエでもなければ、言語学にくわしい人間でもなく、
食文化研究家でもないのだ。

大切なことは、質問に正確に答えることではない。

重要なのは、夕食の最中だということではないか。


おそらく長女にとっても、重大な疑問ではなく、
なんとなく聞いてみた質問なのだろう。

そして私は知っている。
夕食を楽しくするのは、こうした何気ない質問や
たわいのない会話なのだということを。


質問には答えていないが、気持ちには答えたつもり。
子供たちは満足そうに「ちびトマト」を食べていた。


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2008.05.14

スナック?! パリパリ

夕食前にちょっと食べたくなっちゃったとき、
夕食後、なんだかまだ少し口さびしいかなというとき。

私も子供も、テーブルに置きっぱなしの缶をあけて、
パリパリパリパリ、食べています。

スナック菓子?


いえいえ、答えは焼き海苔です。


ご飯の時だけでなく、
間食として食べていることが結構あります。


スナック感覚です。

でもポテチよりずっといいでしょう?

味付け海苔ではなく、ただの焼き海苔。
これがシンプルに美味しい。
(ちなみに山本山の一番安いもの。10帖420円)


間食は、お腹がすいているというより、口淋しいから。
焼き海苔パリパリが丁度いい具合。

おすすめします!


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2008.05.11

本「自分の会社をつくるということ」経沢香保子

経沢香保子さんの「自分の会社をもつということ」は、私にとっては小さな傷だった。

この本が出版されて、
経沢香保子さんがメディアに取り上げられていたころ、
わたしは彼女と逆の道を進もうとして、きつい時期だった。

経沢香保子さんは当時、女性企業家として成功しつつ
第2子を妊娠中。
子供は5人産みたいと公言していた。
年収が3000万円あれば人生を変えられるとも。

仕事と、家庭と、富のすべてを手に入れるべく
着実に上昇気流にのっている女性だった。


わたしも最初は同じように仕事も家庭も、
女性として綺麗でいることも
全部全部望んでいたけれど、
第2子が生まれてから暗雲が立ち込め・・・

どうにもこうにも自分のキャパシティを超え、
何かを減らさないとダメだ・・・となって
結局仕事を軽減する方向に舵取りを始めたのだった。

今思い起こしても苦渋の決断で、
半年いや1年は、自分で決めたことなのに辛かった。


そのころに、この本です。


読む前から打ちのめされてましたね。


目を背けたい気持ち。


読むなんて考えられなかったですよ。


読んだらどうなるか・・。

強い経沢香保子さんと、弱い私。
勝ち組の経沢香保子さんと、負け組の私。
頑張っている経沢香保子さんと、逃げている私。

そんな気持ちになると判っていた。
だから読まなかった。

それを今更読んだのはなぜだろう。

起業したいという気持ちはないから、
おそらく自分の気持ちに切りがついたということだ。
今なら、読める。

読んでも私は傷つかない。


さて、「自分の会社をもつということ」は良い本だった。

彼女がどれぐらい歯を食いしばって頑張ってきたか、
経営者としての孤独に耐えて自分に厳しく生きてきたか、
仕事の進め方、考え方、ビシネスモデルの構築方法、
経験と、秘訣を惜しげなく披露していた。

なぜ惜しげもなく披露するかといえば、
それこそが彼女のビジョンだ。

キャリアを持ち家庭ももち、輝く女性をもっと増やしたい、
自分がそのロールモデルになりたい、
発言力のあるワーキングマザーが増えれば、
世の中をもっと変えていける。
大きなビジョンだ。

素晴らしいと思う。


起業する予定はないし、しばらく家庭重視ではあるけれど
まだまだ頑張る気持ち、世の中に積極的に関わっていく気持ちは
やっぱり忘れないでいたい。

そのためのヒントはこの本にたくさん詰まっている。


私は素直な気持ちでこの本に向き合えただけでも
心からよかったと思っている。


自分の会社をつくるということ

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