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2008.09.27

本「スコーレNo.4」 宮下奈都 ~笑顔と靴を探して~

「なぜ~ 欲しいものを~“大好き”と声にだして 言え~ないの?」
この本を読みながら思い出すのは辛島美登里さんの歌「笑顔を探して」です。

そして私は、「良い靴を探しに」行きたいと思いました。

この本は一人の女の子の成長の物語です。
育ってきた環境や、自分の性質をいったんすべて否定して
打ち消してしまう。 劣等感を感じてしまう。
そっと、静かに、心を閉ざしてしまう。


小さな恋、淡い恋、失った恋、掴めなかった恋。
いつのまにか終わってしまった恋。
いくつかの恋とともに。


そして少女だった女の子は、就職して仕事の中で自分の“想い”に気が付いていく。
自分は何が好きで、何を持っているのかに気が付いていく。
それらはすべて、育った環境や家族、過去の自分に由来しているのだと気が付いていく。
自分を受け入れていく。


「なぜ欲しいものを大好きと声に出して言えないの?」
どうして無理にでも奪えないの?
どうして駈け出していけないの?

この本を読み終わるころには、
それがすべての解決ではないと知るだろう。
私には私の、人の愛し方、物の愛し方があるのだから。


古道具屋で育った主人公の
美しいものへの静かな愛情と、確かな目が、
就職先でイタリア製の上質な靴へと投影されていく過程が良い。

良い靴とは何か、美しいものとは何か。


靴フェチの主人公キャリーの映画「SATC」も見たところですし、
美しい靴が欲しくなりました。

笑顔と靴を探したい、そんな本です。
とてもおすすめ。

スコーレNo.4

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2008.09.25

映画「SEX and the CITY」

映画「SEX and the CITY」を観てきました。

ドラマシリーズを見たことがないのですが、そんな人でも十分楽しめるという前評判どおり。
面白かったです。


一番大きな感想は・・・
「みんな、元気だなぁ」 (なんか年寄りくさい感想)

40代前半から後半の女性4人が、まだまだ青春まっただ中です。

それぞれの道を歩む4人だけど、
なにかあるごとに集まり、励ましあい、笑い、泣く。

40代で仕事が現役っていうのは驚かないが
恋愛が現役!友情がホンモノ!っていうのがこの映画のよさ。

性格は女子高生や女子大生みたいにミーハーなんだけど、
仕事や結婚でお金や地位もある4人だから、
やることなすことゴージャス!ファビュラス!
それもこの映画の楽しさ。

おまけにしっかり「胸キューン」なラストもある。


最新N.Y事情も楽しめて、本当にお買い得な旬の映画。
おススメです。

面白いのは女性誌のこの映画の取り上げ方。

「VERY」は、シャーロットのファッション特集。
シャーロットはユダヤ人富豪と結婚した幸せな専業主婦。
彼女の40代のお嬢様スタイル、パーティーファッション、
お部屋でのくつろぎファッションなど、まさにVERY読者向き。

続いてもう少し若い「CLASSY」ではキャリーの特集。
N.Yの著名コラムニストとして成功し、なおかつお金持ちの恋人からプロポーズされる。
20代後半のCLASSY世代にはまさに憧れ。

チェックしていないので、ここからは推測ですが
性欲こそが生きる力!みたいなサマンサは、
艶女(アデージョ)を読者にもつ雑誌「NIKITA」あたりが特集かしら。

弁護士として働きながら子育てもしている多忙のミランダは、
キャリア系「Domani」や、「CREA」なんかが好きそう。


つまりたいていの女性は、この映画の4人の誰かしらに自分を重ねたり、
なりたい自分をみつけたりできる。

そして何より、こんな女友達をほしいと思う。


映画館を出た時思い起こすのは、
素敵な恋愛相手でも、ブランドファッションでもなく、
私の楽しい女友達のこと。

彼女たちとは、なにかと一緒に悲しんだり怒ったり。
だけど最後にはすっかり楽しくなっている。
(そして大抵酔っ払っている)
これからも大切にしたい、なにかあったらかけつけたい、
私のSATC的女友達を大切にしようと思う。

ちなみに・・・
私がツボだなぁと思った映画のセリフは・・(うろ覚えなので正確ではないけど)

サマンサ(恋人に言ったセリフ)
「私は、あなたより、自分が好きなの」

ミランダ(憂さ晴らしに4人で出かけたファッションショーで)
「ファッションショーなんて久しぶり!最近は水族館のイルカショーしか行ってなかったわ!」

キャリーの友人のゲイの男性(ホームパーティーにて)
「コースターを使わないでテーブルにグラスを置く奴がいたから説教してやったわ!」

でした。


SEX AND THE CITY:THE MOVIE

Sex_and_the_city_the_movie


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