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2009.02.22

NHKスペシャル 「うつ病治療 常識が変わる」

NHKスペシャル 「うつ病治療 常識が変わる」を観た。

以前、仲間うちで食事に行ったら、
私以外の全員が軽いウツの症状があり、
定期的に心療内科で薬をもらっていると言うから驚いた。

他にも心療内科に通う友人がいる。

うつ病は本当に身近な病気なのだ。

彼らを心配しながら、常に疑問だったこと。
それは「うまく眠れない」という人に、睡眠導入剤を処方し
「気持ちがふさぐ」という人に、抗うつ剤を処方して、
治療してますという医療のありかただ。

近頃、「うつは心の風邪です」などどいうが、
それも胡散臭いと思う。
熱が高い人に解熱剤、鼻水出る人に鼻水止め、
咳が出る人に咳止め・・・
たしかに風邪なら対処療法と十分な休養で治る。


うつ病もそんな対処療法で治るものなのか。
非常に疑問がある。

だって友人たちは、睡眠薬で一時的に眠れたとしても、
なんにも改善していないというもの。

やっぱり、なんで眠れないのか、
何が気持ちが落ち込むのか、
その根本的な原因を探り当てていくことのほうが有効なのではないか。


NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」では
日本のうつ病治療が安易な投薬に頼り、
治療に結びついていない現状を取り上げ、
イギリスで効果が出ている「認知行動療法」を紹介していた。


認知行動療法では、うつ病患者の心のありようを丁寧にきき、
本人ですら気が付いていない、自分の気持ちを認知することから始めるようだった。

何が悲しいのか、何が不安なのか、
漠然としたものを少しづつ明らかにしていき、
セラピストは時に同調し、時に新しい見方を示唆し、
患者の気持ちを整理させ、楽にさせているようだった。

もちろん投薬はなし。


日本ではこのような診療は保険適用外なので大変高額らしい。
けれど、うつ病の治療には必要なことだと思う。


処方される薬がどんどん強くなっていくとか、
数が増えていくなんて話を聞くと、
本当につらいもの。


NHKスペシャル 「うつ病治療 常識が変わる」


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2009.02.20

林真理子さんのきらめき

林真理子さんがブログを立ち上げた。
「あれもこれも日記」

これから日々更新される林さんの素敵な日常も楽しみだけど、
サイドバーに置いてある「林真理子を知る言葉」がすごい!

そこには林真理子さんの小・中・高時代の詩と作文が掲載されている。

「林真理子文学の萌芽を感じさせる視点と瑞々しい文体に驚かされる」
とあるが、本当にそうだ。


私は林真理子さんのエッセイに笑ったり、得心したり
ずいぶん楽しく読ませてもらっているし、
小説も面白く読んでいる。

それなのに私はちっとも彼女のことを知らなかったなぁと思う。

林さんもこれまでご自身のことを、
東京に憧れて上京してきて、
「カタカナ職業に憧れて」コピーライターを目指して・・・と、
茶化していたように思う。


ミーハーで、
コンプレックスをむしろ武器にして
女の本音を面白く書いたエッセイで人気をとった時代を切り取るのがうまい人・・
そんなふうにおもっていたんだなぁ。

その後、小説もたくさん書かれて、
いつのまにか文章力も身につけたなぁなんて
思っていたんだなぁ。


ところが林さんの小・中・高時代の作文を読み、
この人はそれこそ小学校低学年のうちから
とても素敵な文章の書ける人だったのだと知った。
類まれな文才と豊かな教養にあふれる少女だったのだと思う。

決してミーハーでコピーライターを目指したのではなく、
ひょんなことからエッセイストになったわけでなく、
たまたま書いた小説が話題になった、ような人ではないのだ。


林真理子さんのきらめきに、やられた!


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2009.02.17

教育費の価格破壊の先に

今朝の日経新聞朝刊に、授業料を下げる塾が出てきた、との記事。
やっぱりきますよね。
教育費の価格破壊。

昨日発表されたGDPが石油ショック以来の悪い数字とのこと。
景気悪化もここまでくると、教育費だけは聖域だから・・
とは言えない家庭もでてくるのでしょう。

そして偶然でしょうか、
同じ今日の夕刊には、仏文学者の鹿島茂さんがコラムにて
授業料一切無料で、給料すら出る国公立学校の設立の必要性を
論じていました。

拍手喝采です。

とくに、ここ。

「また、実際に蓋を開けて見たら、貧困家庭の子供たちは圧倒的に少なかったという可能性も充分にある。
 だが、現実にそうだとしても、私は、こうした授業料一切免除・衣食住の心配一切皆無の国公立学校が日本のどこかに存在しているとうことは、親の事情で格差社会のドン底に落とされた子供たちに無限の夢を与えると思う。」

そうだよー。
貧困家庭の子供の救済じゃなくて、
本当に優秀で意欲のある学生のためならば
国が援助して育成してくれるというのが大事なのだ。


現在も
防衛大学校、防衛医科大学校、
海上保安大学校、気象大学校、航空保安大学校は、
国家公務員扱いのため、授業料無料で給与も出るのだけれども、
軍事色がなくて、卒業後の進路も選べるような無料の国公立学校があると良いと思う。

私立大学は反発するかもしれないが、
中身のある大学はちゃんと残るはずだ。


昨年11月も
「教育費に価格破壊はくるか」という記事を書きました。

教育にお金をかけてあげることは素晴らしいことです。

しかしながらお金だけ出して塾に丸投げでは意味が違う。
有名な学校に入れればもう安心と思うことも違う。

逆にお金がなければ良い教育を与えられないと思うなんて
もっと愚かしいことなのだ。


いい機会です。
良い教育、質の高い教育って何なのか、
どうして子供に学ばせたいと思うのか、
私は何に対してお金を払うのか、
ちゃんと考えたいとおもいます。


現時点での私の回答は
子ども自身の「学びたい意欲」をかなえるためになら、
お金を出したい、かな。


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2009.02.06

鳥羽博道さんの「私の履歴書」

ドトールコーヒー名誉会長の鳥羽博道さんの「私の履歴書」が面白い。

「私の履歴書」はもともと好きな日経の記事なのだけど、
特に創業者の履歴書というのはドラマ性の高い成功談だから
読みやすくて面白いと思う。

2月5日だったか。

神保町の喫茶店の受け渡しを17歳の鳥羽さんが任され、
すべて責任もって行ったときのこと。
買い手側の元芸者の女性が鳥羽少年に言う。

「鳥羽さんはまだ若いのに、とてもしっかりしています。
でも、周りからそう言われるがために、
自分自身を小さくしてしまうかもしれませんので、
気をつけなさい。」

これは深い言葉だ。

確かに、しっかりしているからこそ、
常識や慣例にとらわれたり、
自分を枠の中に収めようとしてしまうことがある。

けれど、本当にすごい人は、
新しいものを自ら作る。
そのために何かを壊す必要もあるだろう。

芸者さんは職業柄いろいろな人間をみてきたからこそ、
鳥羽少年に何かを感じたのだろう。


かえりみて自分。
どんどん小さくまとまっていく昨今です。
家庭に子供。
自分には制約があると思っている。
でも本当にそうなのか。

さらに私の子育て。
ついつい子供を「よい子」にしようとしている。
もっと図太く育てるのもいいかもしれない。

私が中学生のころ、町にドトールができた。
1杯180円のコーヒーショップは当時新鮮だった。
高いスツールに腰かけてカウンターで飲むスタイルも
真新しい気がした。
それまでは薄暗い喫茶店しかなかったのだ。


鳥羽博道さんの「私の履歴書」
しばらく朝が楽しめそうである。


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2009.02.01

ル・クルーゼのアンティークローズ

誘惑されている。
ル・クルーゼの期間限定新色、アンティークローズに。


ル・クルーゼはその信望者の多さ、
彼女たちからの溺愛の声など、
評判はかねがね聞いていたのだけれど
ずっと買わずにいた。

だって、うちにはもうビタクラフトがあるじゃないか!
ビタクラフトは優秀なお鍋です。
無油、無水調理が可能。
ステンレス製の無骨な鍋ですが、それはそれで職人風情。
赤やオレンジの鍋とは違う、味わいがあるのです。

でもビタクラフトは重い・・・。
そしてル・クルーゼも重い。
重い鍋ばかりいくつも購入しても意味がない。
まして両方とも得意分野は煮込み調理だし。

というわけで、ル・クルーゼには目をそむけてきた。

しかしなぁ~~~。
新色のアンティークローズの愛らしさにはクラクラしました。
こんなお鍋があったら、毎日ウキウキしてしまいそう。
可愛がりたくなるお鍋だよ。

期間限定、売り切れ御免ってところが泣かせるでしょ。


しばらく隠遁してこの鍋のことを忘れていたい。
お鍋の衝動買いなんて馬鹿げてる。
しまうスペースもないのだし。
買ってはいけないのよ。


ちなみにストーンウエアには興味なし。
やっぱりこのメーカーは鍋だと思う。


あなたも誘惑されて見る?
ル・クルーゼのアンィークローズ情報


ビタクラフトだって優秀さでは負けていない!無骨だけど。
ビタクラフトってすごい


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