« 鳥羽博道さんの「私の履歴書」 | Main | 林真理子さんのきらめき »

2009.02.17

教育費の価格破壊の先に

今朝の日経新聞朝刊に、授業料を下げる塾が出てきた、との記事。
やっぱりきますよね。
教育費の価格破壊。

昨日発表されたGDPが石油ショック以来の悪い数字とのこと。
景気悪化もここまでくると、教育費だけは聖域だから・・
とは言えない家庭もでてくるのでしょう。

そして偶然でしょうか、
同じ今日の夕刊には、仏文学者の鹿島茂さんがコラムにて
授業料一切無料で、給料すら出る国公立学校の設立の必要性を
論じていました。

拍手喝采です。

とくに、ここ。

「また、実際に蓋を開けて見たら、貧困家庭の子供たちは圧倒的に少なかったという可能性も充分にある。
 だが、現実にそうだとしても、私は、こうした授業料一切免除・衣食住の心配一切皆無の国公立学校が日本のどこかに存在しているとうことは、親の事情で格差社会のドン底に落とされた子供たちに無限の夢を与えると思う。」

そうだよー。
貧困家庭の子供の救済じゃなくて、
本当に優秀で意欲のある学生のためならば
国が援助して育成してくれるというのが大事なのだ。


現在も
防衛大学校、防衛医科大学校、
海上保安大学校、気象大学校、航空保安大学校は、
国家公務員扱いのため、授業料無料で給与も出るのだけれども、
軍事色がなくて、卒業後の進路も選べるような無料の国公立学校があると良いと思う。

私立大学は反発するかもしれないが、
中身のある大学はちゃんと残るはずだ。


昨年11月も
「教育費に価格破壊はくるか」という記事を書きました。

教育にお金をかけてあげることは素晴らしいことです。

しかしながらお金だけ出して塾に丸投げでは意味が違う。
有名な学校に入れればもう安心と思うことも違う。

逆にお金がなければ良い教育を与えられないと思うなんて
もっと愚かしいことなのだ。


いい機会です。
良い教育、質の高い教育って何なのか、
どうして子供に学ばせたいと思うのか、
私は何に対してお金を払うのか、
ちゃんと考えたいとおもいます。


現時点での私の回答は
子ども自身の「学びたい意欲」をかなえるためになら、
お金を出したい、かな。


|

« 鳥羽博道さんの「私の履歴書」 | Main | 林真理子さんのきらめき »

Comments

フィンランドは全部無料ですよね。
保育料から大学まで給食費も全部。
もちろん医療費も・・
税金がバカ高いですが・・

Posted by: kako | 2009.02.18 at 09:11 PM

kakoさん、
すべて無料というのはどうなんでしょうね。モチベーション下がったりしないのかしら。私はエコール・ド・フランセのような超優秀な子供だけ、っていうので十分な気がします。一応、義務教育は日本も無料ですから。

Posted by: Nolly Chang | 2009.02.20 at 08:26 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/19581/44095954

Listed below are links to weblogs that reference 教育費の価格破壊の先に:

« 鳥羽博道さんの「私の履歴書」 | Main | 林真理子さんのきらめき »