ワンセグで観るTVドラマ「アイシテル」
最近、日本テレビのドラマ「アイシテル」を見始めた。
恋愛ドラマのようなタイトルと裏腹に、
10歳の少年が、初対面の7歳の少年を殺害してしまうドラマ。
加害者少年の閉ざされた心と、
加害者家族の苦しみと、
被害者家族の悲しみ、
それぞれが丹念に描かれるドラマだ。
初めて見たのは第4回だった。
あまりにもショックでその夜は眠れなかった。
もう観るのやめようと思いました。
でも、第5回で加害者少年が心を閉ざすようになったきっかけが明らかになるという次回予告がどうしても気になって・・・。
そこで思いついたのが、あえてワンセグで視聴すること。
ワンセグの小さい画面で、
しかも音声消して「字幕」でみるの。
これだと観れる!
稲森いずみの号泣や板谷由夏のすすり泣きを聞かずにすむ。
TVで音声つきでみると、本当に胸が締め付けられるのよ。
ワンセグで字幕だと、
{号泣する声}とか{すすりなく声}なんていうキャプションだけなんで、
案外冷静に視聴可能。
しかもうち、時々電波状況悪くて、
ワンセグが静止画像になるのー!
これぐらい気をそらしながらみないと、
絶対まともには見れない。このドラマ。
だって、普通の家の、普通の男の子が殺人を犯す。
それは貴方の家だって同じかもしれませんよ?
という制作側の意図が見えすぎて、気分悪い。
子供がカブトムシを飼いたくても、母親が虫嫌いで飼わせてもらえない家。
母親が働いていて、「おかえり」「ただいま」がない家。
父親も忙しくて息子とキャッチボールするゆとりがない家。
息子がショックな出来事があった日に、気づいてやれなかった母親。
こういう家、いっぱいあるでしょう?
うちは子供に「犬飼いたい」って言われてるけど、
住まいの事情もあるし、散歩させる時間もないから飼いませんよ。
学校終わったら、カギっ子にはしてないけど学童クラブですよ。
子供が学校でなにかあったとしても100%気づいてあげているか、自信ありませんよ。
だからといって、自分の子供が殺人なんて犯したら、たまったものじゃないと思う。
せいぜい私のことを疎ましがったり、反抗してきたりで勘弁してほしい。
反対に、わが子が他の子供に殺されるなんて想像は1秒たりともできない。
どちらもえぐすぎる。
宣伝文句の「すべての母親に捧ぐ」も気に食わない。
父親にも捧げなさいよ。
政府の少子化担当相にも捧げてよ。
企業の経営者にも捧げてよ。
みんなで考えよう、子供たちが幸せでいられる社会のありかた。
観ると心が重くなるし、
悲しくなるし、
泣いてしまうし、
毒づきたくもなるようなドラマだけど、
来週もみてしまう。
ワンセグで、字幕で。



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