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2010.02.02

映画「サヨナライツカ」にみる理想の女性像

もういちど映画「サヨナライツカ」をとりあげる。


この映画、マルグリット・デュラスの「愛人 ラ・マン」の焼き直しだなぁと思う。

異国で出会う男女。
ひとりは金持ち。
出会ってひたすら情事におぼれる。
しかしいつしか心まで重なり、
本当の愛がそこにあったことを気づく。

中山美穂が大きなつばの帽子をかぶって座っているシーンは、
「愛人 ラ・マン」の有名な船上のシーンに重なる。


違うのは、「愛人 ラ・マン」では
主人公のフランス人少女は、
家族との葛藤や、偏見の中での自己形成が描かれていたのに対し、

「サヨナライツカ」では、
男のほうに、日本においてきた婚約者がいることや、
社会および会社での成功も捨てきれないなどの葛藤がある。


男(西島秀俊)にとって、
沓子(中山美穂)は大輪のバラのような女。
一方婚約者は、控え目で奥ゆかしく、伝統的な菊の花だ。


会社に行くのも面倒になるほど、
むさぼるように愛し合うのが沓子との関係。
美しく華やかで、謎めいていて、魅惑的。


会社に行く男のために毎日プレスしたシャツとスーツを用意し、
家庭を守っている妻。
感謝しているし、必要な女性。


そして男が最後に愛したのは・・・・・・



結局、自分のことを支えてくれる女より、
自分の人生を彩ってくれた女性に、
心は傾いてしまうのね、と思った。


多分、そこだけカラーな思い出だから。





私は、妻として多少は支えつつ、
いつまでも華やかで愛らしく、
想像を超える部分を持ち続ける
そんな女性でいよう。

「あなたは最後に愛したことを思い出す?
 愛されたことを思い出す?」


私は・・・・・

ごめんやっぱり、それだけはナイショ。

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余韻の残る映画ですね。
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