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2010.04.25

「ゲゲゲの女房」の名セリフ

NHK朝の連続テレビ小説をみています。
「ゲゲゲの女房」です。

学生時代の長期休みに見たことあるぐらいだった朝の連続テレビ小説ですが、なんだかどうも気になって、毎日録画しては夜にみています。

今ちょうど主人公の布美枝さんが、水木茂と結婚して
東京・調布に出てきたところです。
これまでの3週間は、布美枝さんの故郷・島根での家族との物語でした。


毎回とてもおもしろくて、
だからこそ毎日録画しては見ているわけですが、
「ゲゲゲの女房」の魅力ってなんだろう・・・と考えていたら、
気がついたことがありました。

ストーリーの面白さとか、
キャラクター設定とか、
そうゆうのも十分面白いのですが、
みていてとてもなごやかな気持ちになるのです。


それはセリフ。


島根の安来(やすぎ)では、主人公と姉(または義姉)が
こんな会話をします。


主人公 「そげかね?」
姉    「そげだよ」
主人公 「そげかぁ」


主人公の父と母もこんな会話をします。

母 「そげなもんでしょうか」
父 「そげだ」
母 「そげですか」


「そげ」の活用だけで進行するセリフが毎度のようにある。

疑問、肯定、納得が「そげか?」「そげだよ」「そげか」で
語られていく。


このリズムがなんとも心地いい。


家族の信頼関係が端的に表れているセリフです。

「そうゆうもんかしら?」という問いかけに、
論理的に回答しなくても、
反語的に問い返したりしなくても、
「そうゆうもんだよ」とこたえるだけでいい関係。
相手がそういうなら「そうゆうもんかぁ」と納得してしまえる信頼。


今の私にすっかり欠落してしまってる会話かもしれない。


今週から「ゲゲゲの女房」は布美枝としげるの夫婦の物語になる。
ぜひとも「そげですか?」「そげです」「そげですか」の会話で
十分成立する夫婦になってほしい。


最近の私は、相手に言葉を求めすぎている気がするから。

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Comments

TBありがとうございます。

「そげか?」で成り立ってしまう会話。
心地いい人間関係ですよね。
現在はどんなに言葉を尽くしても、なかなかわかりあえない。
人間どうしが、当たり前に共有するものがなくなってしまったんでしょうか?

僕的な名セリフは「ちょっこし」です。
この作品の登場人物はやたら「ちょっこし」を使いますが、何かいい感じ。
布美枝としげるは、「ちょっこし」の世界に生きているんですね。

Posted by: コウジ | 2010.04.26 at 10:41 AM

コウジさんは「ちょっこし」がお好きなセリフなんですか。なるほど。
コップンカー同様、かわいらしい音の響きがありますね。
あと「坂の上の雲」でも使われていましたが「だんだん(ありがとう)」も良い響きだと思います。

Posted by: Nolly Chang | 2010.04.26 at 08:07 PM

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