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2010.08.17

映画「借り暮らしのアリエッティ」

映画「借り暮らしのアリエッティ」も見ました。
「トイ・ストーリー3」にしろ「アリエッティ」にしろ、子供と一緒に見られるようになって、とても幸せです。


さて、と。

この映画に期待していたのは、
柔らかくて美しいアニメーションと、
小人の暮らしというファンタジーと、
小人の少女と、人間の少年の淡い交流。


これら3つの期待は、申し分なく満たされていました。


ただ、とても寂しくて切ない話だった・・・のは予想外でした。

アリエッティら小人たちは もはや絶滅の危機にあり、
人間の少年は、重い病をわずらって死の淵に立っている。

けれども、「簡単には絶滅しない」と
まっすぐな瞳をもつアリエッティに
厭世的だった少年も励まされていく。

滅びゆくもの、死にゆくものたちが、
ほんの一瞬交差する、夏の日。
それはまたたく間に蒸発してしまう朝露のきらめきのよう。


アリエッティのこれからも、少年の病気も
どうなっていくのかわからない。
私には彼らの未来を信じるしかない。


きっと今日もどこかで誰かが、一生懸命に生きている。
床下の小人であり、
よく知らぬ隣人であり、
私自身もそうであるように。

やさしいファンタジーを見に行ったつもりが、
ぎゅうっとせつない気持ちで映画館を出ました。


***

ちなみに、佐藤さとるさんの「だれも知らない小さな国ーコロボックル物語」に出てくる小人たちは、大勢いて、好奇心にあふれ、いたずら好きで、エネルギッシュです。
こちらのお話も大好き。

さらにこれをベースにした、高野文子さんの漫画「東京コロボックル」は傑作です。
ワクワク・ニヤニヤします。

「だれも知らない小さな国-コロボックル物語1」 佐藤さとる著

Photo

「棒がいっぽん」 高野文子著 (東京コロボックル収録)


Photo_2


子供と映画を楽しむ真夏もいいですね
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2010.08.16

映画「トイ・ストーリー3」

映画「トイ・ストーリー3」を観ました。


直球でいいます。
泣きました。
胸が込み上げて、つまって、決壊するように泣いていました。

映画館を出た後も、思い出してまた泣きました。
今度はしみじみと泣きました。


実は「トイ・ストーリー」は1作目も2作目も見ていません。

いきなり「3」でも十分に、登場人物の過去や関係性は伝わってきました。

何が素晴らしい映画なのかというと、
脚本の素晴らしさだと思うのです。

もちろん、映像もすごいし、キャラクターの造形もいいですよ。

でもやっぱり脚本です。


主人公のおもちゃ・ウッディにも、持ち主のアンディにも、
心の揺れはあるのだけれど、
キャラクターとしてのブレがない。

だからこそ成立するラストがある。
(ネタバレになるので書きません)

そしておそらく
「1」も「2」も見ている人にとっては、どうしても見たいシーンが
ごく自然に挿入されているのも、本当に泣ける。
「3」しか見てない私でさえ泣けた。

多分、今年のナンバー1映画だろう。

ぜひ見てください。
ちなみに3Dで見る必要はまったくないです。


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本当にオススメです。


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