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2011.10.10

映画「探偵はBARにいる」

久々に映画レビュー!
今日書きたくなったのは「探偵はBARにいる」です。

大泉洋が探偵役で、舞台は札幌ススキノ。
相棒に松田龍平。
事件の鍵を握る女に小雪。


コメディの要素を保ちながら
アクションはきっちり決めて、ハードにバイオレンスで
なおかつ謎ときに満ちている。
そしてラストはきっちりハードボイルドになっている映画です。


まず特筆すべきはキャスティング。

ハードボイルドな探偵役に大泉洋で、
ぬぼ~~っとしたおとぼけなアルバイトに松田龍平を起用したこと。

普通、逆だよね?

松田龍平がハードボイルドで、大泉洋がボケでしょ。

でももしそのままなら面白みがない。
逆でやってるからいい味わいが出ている。
ハードボイルドを気取っているけど、とぼけていて憎めない探偵と
いつも寝てばかりでダサいのに喧嘩は強い松田龍平が、
実にいいコンビになっている。

松田龍平がうまいのだと思う。
冴えない大学生の役にごく自然になっていて、でもアクションのキレは最高。
ポツリというセリフや、ひょうひょうとした態度が映画のアクセントになっている。

小雪の魔性の女っぷりもいうことない。
ため息の出るようなつややかさ。

ミステリーとしても上出来。
BARにかかってきた依頼の電話。
依頼人の正体は誰なのか?何をたくらんでいるのか?
そして事件の裏にいる人物は誰なのか?
2つの謎がしっかりからんで、なおかつ観客がミスリードするようにも仕組んでいる。


セリフも気が利いている。
私は松田龍平が「俺はラムだな」と言ったときに、この映画に引き込まれました。

テイストとしてはコメディを最初から最後まで貫きつつも、
最後はしっかりハードボイルドにまとまっている流れも秀逸。

ラストシーン。
探偵がBARで飲むウイスキーはとても苦いのだろうと思わせてくれる。


シリーズ化決定らしい。

楽しみだ。


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