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2011.12.28

糸子のような私。でもお母ちゃんになりたかった。

NHKの朝ドラ「カーネーション」を見ています。

主人公の糸子は今までにないタイプの主人公だと思う。
(実は朝ドラは「ゲゲゲの女房」しかみていなかったので、比較はあくまでイメージではあります)

糸子はパワフルでバイタリティにあふれ、
自分の夢を叶えながら、家族の生活を支えている。

清純でまっすぐで心やさしい主人公がひたむきに頑張る……
という話ではなくて、
なんだか「憎まれっ子世にはばかる」的な、
ちょっと強引なところもある力強い主人公だ。
ムキにもなるし、意地もはる。
人の気持ちや世間に鈍感なところもある。

ここ最近のドラマでは戦争が激しくなり、
食べていくこと、生きていくことに必死だ。

糸子は陣頭指揮をとり、家族を養う。
檄を飛ばすし、気持ちに余裕もない。

八重子さんが落ち込んでいても、
「他人の荷物まで背負えない!」と理由を聞いてやらない。
そのため、幼馴染の勘助が出征するのに別れを言えなかった。

糸子の下で働く縫い子さんの手が震えていても、
糸子は気付かない。


糸子は今、それどころではない。


他人の弱さに気付いてやるのはいつも糸子のお母ちゃん(麻生祐未)である。

お母ちゃんはいつも呑気で、今日の放送でも
「夏になったら蛍がみえるんやて~。楽しみやな~」と言っていた。

私は、自分が糸子だと思う。

社会人になって、必死で働いたこともそうだし、
(今はゆるゆる働いていますが……)
家庭の切り盛りの陣頭指揮をとって、毎日バタバタあくせくしている。


余裕のない日がたくさんある。
多分私は、誰かのふさぎこんだ顔や、誰かの震える手を見過ごして生きているのだろう。


私は本当は糸子のお母ちゃんのようになりたかった。
の~んびりしていて、育ちのいいお嬢さん。
生活力はないけれど、誰かがなんとかしてくれて。

今日食べるものに必死な時代に
「夏は蛍がみれるんやて、楽しみやな」と言えるような人になりたかった。

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張りつめた心のネジを時には一本はずしたいと思う日。

読んでくれてありがとう。


Photo


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Photo_2


NHK連続テレビ小説 カーネーション 上 (NHK連続テレビ小説)




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