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2012.03.17

本「週末は家族」 桂 望実

この小説のテーマは

世間一般の価値観や刷り込み、思いこみに流されず
自分の価値観、考えを大切に生きよ、
声に出して生きよ、

というところだろうか。

育児能力のない母親によって
施設に預けられた10歳の少女・ひなた。

ひなたを「週末里親」として受けいれた夫婦。

しかしその夫婦が里親になったのには
慈善活動ではない思惑があった。
劇団のアルバイトの「子役」が欲しかったのだ!


というお話なんだけど、


子供は母親と暮らすのが幸せなのか?
ひなたは育児能力も責任感も持ち合わせない実の母親と
一緒に暮らすことが果たして幸せなのか?

母は子を愛し、
子は母を求める 

それは世間の刷り込みで
必ずしもそうでない親子がこの世にはいるのではないか?


そんな人たちを受け入れる社会と人がいれば
もっと幸せになれるのではないか?
不幸はおきないのではないか?


そのような投げかけがある本。


ひなたちゃんの話以外にも
社会の刷り込み・思いこみに苦しむ女性のエピソードがあり、
作者は親子関係にかかわらず、
マイノリティである人に励ましを与えている。


Photo

「週末は家族」 桂 望実


私は思い出してしまった。

0歳の赤ちゃんの育児がとてもつらかった時のこと。

言葉でコミュニケーションがとれない赤ん坊と2人きりで
誰ともしゃべらずに家にこもるような生活をしていたら
完全に気が滅入ってしまっていたこと。
早く会社に戻りたいと思っていたこと。

なのに夫に
「女の人は子供を産んだら子供と一緒にいるのが幸せなんじゃないの?」
と言われて、私の苦悩をまったく理解してもらえなかったこと。

「世の中の女の人が普通にしていること(育児)を
どうして君はできないの?」
と言われたこと。


私は答えましたよ。

「ごめんなさい。
きっと私は普通じゃないんです。
だからできません。
とてもつらいです」


そして子供を保育園に預けて仕事に復帰。

仕事と育児の両立は大変だったけど
それでも私は復帰してよかったと思う。

もしあのまま
世間一般の母親が持つ母性愛を自分に探し求めて
ずっと赤ちゃんと向き合っていたら
どこかでおかしくなって虐待とかしていたかもしれない。
(それぐらい心が擦り切れていたから)

だからあのとき
できません!と声に出して言ってよかったんだと思う。


そして子供が大きくなってきて
私も育児が楽しくなってきた。
そんな日が案外早くやってきた。


世の中、女の幸せを決めつけたり
母親に義務を押し付けたり、
いろんな決め付けがあるけれど、
自分は違うと思ったら
ちゃんと言ったほうがいい。

言わないとわかってもらえない。
助けてもらえない。


私は保育園の先生方に助けてもらって
なんとかなった。
子供たちもちゃんと育った。
旦那もいい具合にあきらめ、協力してくれるようになった。


きっと私みたいな人、いると思う。
少ないとおもうけど。

もし頑張ってみてもダメだと思ったら
旦那でも親でも、近所の保育園でも、
児童相談所でも、
SOSを言えばいい。声に出してしまえばいい。

あなたも子供も幸せになれる方法を
みつければいいんだよ。

「子供が3歳になるまでは
母親がそばにいてあげるべき」
なんていう世間の意見、私は蹴っ飛ばした。

うちは「0歳から保育園、長時間保育」を選んだけど
今、かなり幸せな家族だと思う。


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いろんな価値観
人の気持ちを
先入観なく、うけとめられるようになりたい。


今日は私を受け止めてくれてありがとう。

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