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2018.10.03

「カーネーション」再放送で、子供の褒め方を考えた

NHKの朝ドラ「カーネーション」が夕方に再放送されている。
2011年に放送されたとき、とても感動して
これはすごい作品だ!と思ったので、
今回の再放送も録画してコツコツみている。


先日、三女がテニスをやめて洋裁を始めると宣言。
それまで洋裁はおろかデザイン画すら描いたことなかったのに
なぜ?と主人公の糸子が問うと
「もう、さみしい」と三女は涙ぐんだ。

三女はテニスが得意で
高校生のときに全国大会で優勝、日本一になった。
姉たちも祖母も
お店の従業員も近所の人も
三女を大いに褒めたたえる。
でも母親の糸子はテニスに興味がなく
おざなりな褒め方で、すぐに洋裁の仕事に戻ってしまう。

そんなシーンが、
テニスの市の大会、大阪の大会……と
回を重ねて描かれてきた。

三女は優勝してもみんなに褒められても
お母ちゃんに褒められないのでずっと寂しそうだった。

そして全国大会で優勝した後、
母親の前で淋しい気持ちがあふれた。
「もう、さみしい」


三女が洋裁の道に進むのは
母親に見てほしいから
褒められたいから。
そのためにはテニスではなく、洋裁をしなければ
母は自分をみてくれない。


この流れ、このシーン、
母親としては考えさせられた。


もしテニスでの偉業をもっと褒めていたら
三女はテニスを続けて
世界で活躍するテニス選手になっていたかもしれない。


子供は母親に褒められる生き方を
本能のように選んでしまうのだろうか。

よく「子供を褒めて育てよう」と聞くけど
私の褒め方は、偏っていないだろうか?

私にとって関心が薄いことでも
十分ほめるべきことを、見逃したりしていないか?

私の期待に応えたときだけ褒めていないか?

偏った褒め方をして
いつのまにか子供の生き方を誘導していないか?

とても不安になる。


三女のモデルとなったコシノミチコさんは
本当にテニスで全国優勝したそうだ。(wikipedia情報)
けれどその後デザイナーになって成功した。
デザイナーとしても才能があったのだろうし、
才能が花開く環境にも恵まれていた。

一流のデザイナーになったのだから良かったじゃないかと
思う人もいるだろうし、私もそうだけど
もしテニスを続けていたら?とも思ってしまう。

できるだけフラットに
子供を褒めていこう。
私が気づかない、子供たちの美点を
周りの誰かに教えてもらおう。

もしくは
私にはわからなくて褒められないことでも
自分がやりたいならやりなさいと伝えておこう。

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