2009.11.29

映画「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」

昨日、松たか子さんが、「山路ふみ子女優賞」を受賞された。
映画「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」の演技が評価されたとのことだが、至極納得がいく。

受賞の言葉の中で、松たか子さんが語っている。


「(浅野の役は)ダメ夫と言われてきましたが、最高の夫だと思う。
あの妻に出会ったほうが大変だったのでは」。


このコメントがすべてだなぁと思う。
松たか子さんは、妻・さちこの役を本当によくわかっているなぁと。

映画は、太宰治自身らしい小説家(浅野忠信)が、ダメな夫を演じる。
小説は素晴らしいが、酒ばかり飲み、女にだらしなく、金にもだらしない。
妻のさちこと息子にお金を渡さないで苦労かけさせいる。

さちこ(松たか子)はそれでも献身的に夫を愛し、
夫を助け、ひたすら待つ女・・・・のように見える。

しかし映画をみているとどうもそうではない。


松たか子演じるさち子は、あまりにもまっさらで、
計算していないのだろうが、とんでもなく悪魔的だ。
無意識でしているのか、相手をだめにしていく力がある。
翻弄する魔力を持っている。

真っ白すぎる強い光に、男たちは憧れ、惹かれる。
そしてある者は弾かれ、逃げ出し、
そしてまた吸い寄せられる者がいる。
またある者は、その光のせいでより濃い影となろうとする。

影になってしまったのが浅野忠信演じる小説家だと言えまいか。


この映画を観終わったあとに感じるのは、美しい夫婦愛だとか、
けなげな妻だとかいう美談ではなくて、

悪魔のように清くて美しい妻にとらわれ、
より濃い影を落としていく男の悲哀であり、
いずれ男がもう一度自殺をはかっても、
おそらく恐ろしいほどの生命力で生きていき、
男を翻弄させるであろう女の魔性だった。


松たか子さんのコメントは、
この映画の本当のテーマである、女の魔性をよくよく理解している発言だと思う。

そして魔性の女を色気たっぷりにも計算高くも演じず、
天然の性質のごとく演じたところに、松たか子さんの素晴らしい演技があった。


ブラボーです!


ニュース:松たか子さん「山路ふみ子賞」受賞


「ヴィヨンの妻」

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2009.11.03

マイケル・ジャクソン 「THIS IS IT」

週末の夜、ダンナに子供をまかせて、映画館に駆け込んだ。
マイケル・ジャクソン「THIS IS IT」を観るためだ。

週末のレイト・ショー、
400席がほぼ満席という盛況ぶり。

みんなマイケル・ジャクソンのファンなのか。
それともひとつの時代を自分の目で記録するために来ているのか。


私について言えば、
マイケル・ジャクソンの特別にファンではなかったのだが、
J-WAVEでパーソナリティも務めている俳優の別所哲也さんが絶賛しているので、観にやってきた。

俳優としてミュージカルの舞台で活躍されている別所さんに、
マイケル・ジャクソンのリハーサルがどのように映ったのか。

☆☆☆

ロンドンで今年7月に行われるはずだったコンサートのリハーサル映像は、ダンサーのオーディションから始まっていく。

みな、マイケル・ジャクソンに憧れて世界中からやってきた。

演奏・コーラス・ダンサーは最高のパフォーマーで、
視覚効果担当、衣装担当、映像担当も一流スタッフばかり。

マイケルのバックで流す映像は、まるで映画の撮影のように
手をかけて入念に撮影される。

リハーサルは何度も行われる。


私はリハーサルの現場に足を踏み入れた事はないが、
とても楽しそうだ。

ダンサーやスタッフがマイケルのパフォーマンスを楽しみ、
大喜びしている。
みんなマイケル・ジャクソンが大好きだ。

同じステージに立ったり、ステージ作りに協力できることに感激している。

マイケル・ジャクソンもそれに応えて、
ウォーミング・アップだから声量をしぼって歌うつもりが
しっかり歌ってしまったりする。
みんなが喜び、のせてくるので、つい歌いたくなってしまうらしい。

ダンサーや演奏者を励まし、彼らにも花をもたせる。
「ここは君が輝くときだ、僕がそばにいるから大丈夫」と。


リハーサルは厳しくもあり、なごやかでもある。
みんなが最高を求めている。
最高を引き出そうとしている。
いいものを作ろうとしている。
喜んでやっている。
だから雰囲気がいいのだ。


何かを創造したり、製作しようとするにあたって、
きっとこの状況は一番の理想なのだと思う。

マイケル・ジャクソンがその頂点にいる。
彼こそスターなのだ。


5年ぐらい前にテレビで「マイケル・ジャクソンの真実」という番組をみた。
マイケル・ジャクソンの奇行をあぶりだした番組だった。
整形疑惑、途方もない金遣いの荒さと借金、
ネバーランドの内側、少年への猥褻疑惑、などなど。

確かにマイケル・ジャクソンは一般的な人と比べると、
かなり変わったひとなのかもしれない。
けれど、彼は一般の人ではない。
幼少のころからスターとして生きてきた。
新しいダンス、新しい試みを世界に発信してきた。
型にとらわれず、より刺激的で美しく楽しく、素晴らしいものをみせてきた。


世の中には情報があふれている。
自分は何を選ぶのかが問われている。


今年6月25日、ロンドン公演直前に亡くなったマイケル・ジャクソン。

彼について、私が選びとった情報は、
「マイケル・ジャクソンの真実」ではなく、
記録映像「THIS IS IT」だ。


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2009.05.06

カーテンにまつわる話 映画「サウンド・オブ・ミュージック」

GW中、少なくとも1日は大掃除にあてるのが恒例。

今年は前半にがんばりましたよ!
春の大掃除は気候も良いので、窓を開け放てるし、いろんなものを洗濯もできて非常に効率もよく、気分爽快です。

カーテンも全部洗ってしまうのも恒例行事です。


今日は私のカーテンにまつわる、まあどうでもいい話をひとつ。


カーテンを洗うと、一気に部屋が浄化された感じがして晴れ晴れとします。

鼻歌もでます。


定番の鼻歌というか、カーテンを洗濯する日のテーマソングが決まっています。

映画「サウンド・オブ・ミュージック」の名曲、
「エーデルワイス」と「Climb Every Mountain~」です。
後者は曲名をよく知りません。


新緑まぶしいGWの東京から、美しいアルプスへと気持ちが飛びます。


みなさんは、お部屋のカーテンをどうやって選んでますか?
お部屋のインテリアに合わせた色ですか?
遮光や紫外線カットなどの機能ですか?

私は、「子どものワンピースにできそうか」どうかが基準です。


明るい色であること。
ドレープのあるワンピースを作ったら可愛らしいだろうと思えること。

それが私のカーテン選びです。


やはり映画「サウンド・オブ・ミュージック」の影響です。

(すべて軍隊式のトラップ大佐は子供たちに軍服のような服を着せていましたが、見兼ねたマリアがカーテンで子供たちの洋服を作ってしまうのです。)


洋裁などまったくできない私が、カーテンでワンピースを作ることを想定するというのも、まったくおかしな話です。


カーテン洗い限定のテーマソング鼻歌があることも、
作りもしないワンピースをカーテンから想像することも、
本当にどうでもいい小さなことなのですが、
むかし見た一本の映画が、こんなふうに私の生活に根付いているよ、というお話です。


サウンド・オブ・ミュージック DVD

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ウッド・ブラインドにもあこがれてますけどね。

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2009.05.03

映画「レッドクリフ Part2」

待ちに待った映画「レッドクリフ パート2」を見てきました。

う~~む、よかった!

パート1では、趙雲、関羽、張飛ら、三国志の英雄たちの
まさに伝説どおりの活躍がジョン・ウーならではのアクション映像で存分に楽しめました。

パート2では・・・

周瑜、孔明のクールな戦いとお互いへのリスペクトが見どころ。

そして尚香(孫権の妹・ヴィッキー・チャオ)と小喬(周瑜の妻・リン・チーリン)ら女性が自らの意思を持って国や夫、人民を助けようと、動く。そのドラマ。

さらに、敵将・曹操の残酷さ。
しかし80万の軍隊の頂点に立つだけの力量のある男でもある。
曹操のストーリーも絡んで、非常に見ごたえのあるドラマとなっている。

もちろん、赤壁の戦いのスケールの大きな映像は大迫力。

すごいぞー。

GW中に見ようと思っている方も多かろうと思うので、
パート1に絡む、リマインドしてほしいことを書いておく。

・孔明(金城武)が飛ばした白いハトには意味がある

・小喬は「名前よ」と言って「平安」という文字を書いていた

・その文字を周瑜が真似て書き、小喬に「あなたは本当に字の真似が得意ね」といわれていた

・曹操側についた江南の水軍の武将は、曹操への服従の証を書面にして渡したが、誤字が多いと曹操に笑われていた。

・孔明は、周瑜・小喬の馬の出産を助けた。

・周瑜は自分の軍の兵士による水牛泥棒事件を穏便に処理し、兵士たちは心服した。その兵士たちもパート2で何気に出てきます。

・周瑜は趙雲をパート1において助け、趙雲は恩義を感じている

・呉の孫権は、曹操と戦うかどうかを、虎狩りに出かけて、虎に弓を向け対峙しながら決意した

・曹操は憧れの人、小喬に似た踊り子・驪姫に「茶を淹れてほしい」と望んだ。

・劉備玄徳は、戦いに勝つことよりも人民を守ってナンボというキャラ。

これらパート1のシーンが、パート2で活きてきます。

さあ、映画館へ急げ!

関連記事
映画「レッドクリフ パート1」のシネマトーク

NHK人形劇・三国志の名曲


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2008.11.24

NHK人形劇・三国志の名曲

昨日の映画「レッドクリフ Part1」に関連して。

私の最初の三国志体験は、NHKの人形劇「三国志」です。
大変よくできた文楽のような人形で、本格的な時代絵巻。

小学校のころ、よく見ていました。
しんしん、ろんろん、という役で島田紳助・松本竜助の人形も出てました。

思い出した人、います?


ストーリーも面白く、私は関羽が好きでした。
(ちなみにレッドクリフに張飛役で出ていた俳優さんが、
人形劇三国志の張飛人形にそっくりで驚きました。)


でももっと好きだったもの。

それは人形劇三国志のテーマ曲です。

♪星が流れる夜、人は変わるの~

で始まる歌です。


この曲はずっとずっと好きで、ふとした時に心をよぎる曲でした。

レッドクリフを観た後に、無性に聞きたくなって調べたら、
「三国志ラブ・テーマ」という曲で、
細野晴臣さん作詞作曲、小池玉緒さん歌でした。


YouTubeで、みつけました。
すごいな~YouTube。
「三国志 愛のテーマ」


夜中に聴いて、歌って、涙ぐんでしまいました。

一番好きなのは、

♪ わたしはきっと しあわせになれるわ
  あなたが生きているかぎり ♪

という部分。

前向きでひたむき。

私もそうありたいと思っています。


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2008.11.23

映画「レッドクリフ Part1」

「レッドクリフ Part1」を観てきました。
いい、いい、すごく面白いです。

三国志の赤壁の戦いの映画化ということで、
興味がない人や歴史モノはまわりくどそう、と敬遠する人もいるのでしょうが、そこは全く問題なし。

歴史背景の説明など前置きはほんのわずかで、
最初からアクション!
見せ場の連続です。

ジョン・ウー監督のアクションのセンスは素晴らしい。

趙雲、関羽、張飛、それから甘興といった男たち。

彼らは猛将、智将、豪傑、英傑・・・・なんでもいい、
つまり伝説の武人を、
まさにかくあらんや、という具合にかっこよく映し出す。

たった一人で100人の敵を打ち払うようなシーンの連続。

しかも全員が、歌舞伎の花道でも通るように現れ、
疾風怒濤の活躍をみせるのだ!

敵の10本の槍を気合いひとつで跳ね返し、
背後の槍をよけたついでに敵に突き刺す。
自分に突き出された槍をそのまま奪い取り、
別の敵を刺す。

軍神のような男たちの戦いぶりを実に颯爽と見せてくれる。

一方、軍師であるトニー・レオンと金城武のツー・ショットは
涼やかで美しい。
激しさをうちに秘めた、クールな男たちだ。

トニー・レオンはもうもうオイシイ役で、ひきつけられる。
最初は、トニーって時代劇のヅラが似合わないわ~、
「花様年華」「2046」「インファナル・アフェア」のトニーのほうがよかったな、と心でぶつくさ言っていたのだけれど、
やはりトニー・レオンはトニー・レオンだ。
どんどん匂い立つような色気が出てくる。

金城武も断然いい。
実は私は、金城くんって演技はちょっと・・と思っていたのだが、
冷静でどこか優しげな軍師・諸葛孔明はとてもいい。
投げかけた視線の優しさ、揺らす扇の優雅さがよい。

ただ・・・・、金城武の声は、吹き替えではなかろうか。
金城君は中国語はもちろん堪能なはずなのだが、
どうも声が違う人もような気がする。
金城君の声はものすごく甘やかなのに、
映画の中の金城武のあやつる中国語の声はもっと厳しさのある声だ。

本当のことはよくわからないが、
私としてはあれが金城武の中国語ならそれでいいし、
吹き替えだったとしたら、それでこそ金城君のビジュアルと演技が生きたから、吹き替えでよかった!と思う。

そして、運命の鍵を握る女・小喬。
演じるリン・チーリンの美しさは、まさに絶世の美女という役柄にふさわしい。
アジア中華圏において2年連続、最も美しい30代女性に選ばれたというのはうなづける。


特別出演の中村獅童も、あいかわらずよい仕事をしている。

こんなにも役者が揃っていて、
動と静のバランスがよく、
動のシーンも、静のシーンも完成度が高けりゃ、
傑作であることは間違いない。

私はオマケに三国志やら水滸伝やらが大好きなのだから、
陶酔するような映像だった。


Part2が今から楽しみ。

最後に・・・
軍事戦略関係の言葉は無理だが、
中国語の簡単なやりとりは、はっきり聞き取れた。
うれしくなりました。

レッドクリフ公式サイト


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2008.09.25

映画「SEX and the CITY」

映画「SEX and the CITY」を観てきました。

ドラマシリーズを見たことがないのですが、そんな人でも十分楽しめるという前評判どおり。
面白かったです。


一番大きな感想は・・・
「みんな、元気だなぁ」 (なんか年寄りくさい感想)

40代前半から後半の女性4人が、まだまだ青春まっただ中です。

それぞれの道を歩む4人だけど、
なにかあるごとに集まり、励ましあい、笑い、泣く。

40代で仕事が現役っていうのは驚かないが
恋愛が現役!友情がホンモノ!っていうのがこの映画のよさ。

性格は女子高生や女子大生みたいにミーハーなんだけど、
仕事や結婚でお金や地位もある4人だから、
やることなすことゴージャス!ファビュラス!
それもこの映画の楽しさ。

おまけにしっかり「胸キューン」なラストもある。


最新N.Y事情も楽しめて、本当にお買い得な旬の映画。
おススメです。

面白いのは女性誌のこの映画の取り上げ方。

「VERY」は、シャーロットのファッション特集。
シャーロットはユダヤ人富豪と結婚した幸せな専業主婦。
彼女の40代のお嬢様スタイル、パーティーファッション、
お部屋でのくつろぎファッションなど、まさにVERY読者向き。

続いてもう少し若い「CLASSY」ではキャリーの特集。
N.Yの著名コラムニストとして成功し、なおかつお金持ちの恋人からプロポーズされる。
20代後半のCLASSY世代にはまさに憧れ。

チェックしていないので、ここからは推測ですが
性欲こそが生きる力!みたいなサマンサは、
艶女(アデージョ)を読者にもつ雑誌「NIKITA」あたりが特集かしら。

弁護士として働きながら子育てもしている多忙のミランダは、
キャリア系「Domani」や、「CREA」なんかが好きそう。


つまりたいていの女性は、この映画の4人の誰かしらに自分を重ねたり、
なりたい自分をみつけたりできる。

そして何より、こんな女友達をほしいと思う。


映画館を出た時思い起こすのは、
素敵な恋愛相手でも、ブランドファッションでもなく、
私の楽しい女友達のこと。

彼女たちとは、なにかと一緒に悲しんだり怒ったり。
だけど最後にはすっかり楽しくなっている。
(そして大抵酔っ払っている)
これからも大切にしたい、なにかあったらかけつけたい、
私のSATC的女友達を大切にしようと思う。

ちなみに・・・
私がツボだなぁと思った映画のセリフは・・(うろ覚えなので正確ではないけど)

サマンサ(恋人に言ったセリフ)
「私は、あなたより、自分が好きなの」

ミランダ(憂さ晴らしに4人で出かけたファッションショーで)
「ファッションショーなんて久しぶり!最近は水族館のイルカショーしか行ってなかったわ!」

キャリーの友人のゲイの男性(ホームパーティーにて)
「コースターを使わないでテーブルにグラスを置く奴がいたから説教してやったわ!」

でした。


SEX AND THE CITY:THE MOVIE

Sex_and_the_city_the_movie


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2008.08.24

初映画は「ポニョ」

6歳と4歳の娘たちを連れて映画館へ行く。
お目当ては「崖の上のポニョ」。

6歳の姉はともかく、4歳はどうかなと思ったけれど、
夏休み中の朝一番の上映回なら子供連れが多いだろうと見込む。
実際、3歳ぐらいの子供も来ていた。

映画館では静かにしなくちゃいけないよといい聞かせて
いざ、鑑賞。

♪ ポ~ニョ ポニョ ポニョ 魚の子~♪

ポニョ、そうすけ、好き~!

映画終了。

子供も私も満足。


物語の設定について、なぜ?と問い始めると限がないのだけど、
ストーリーはとてもシンプル。

海のあわ、波、ポニョの妹たち、古代の海の生き物たち。
CGを駆使して幻想的な海の世界を描いても美しかっただろうけれど
手描きアニメーションのかもし出すやさしさが、
なつかしくて、あたたかい。


ポニョは、ハムが大好物だ。
劇中のハムはとても魅力的。
ぬるりとした、ウエットなハム。

ハムの入ったサンドイッチ、
ハムの入ったインスタントラーメン。

シンプルこの上ない食べ物に、
生きる力と喜びが詰まっている。

子供たちと、楽しかったね!と話しながら帰る。


強制する気はないけれど、できれば子供たちに
映画の楽しさ、読書の楽しさを知って欲しいと思う。

だから彼女たちにとっての「初めての映画館」は
素敵な思い出にしたかった。

本人は今年の春に「プリキュア5」の映画を見たがっていたんだけど・・・
ママの映画の趣味とは違うので・・・ね。

「ドラえモン」あたりが妥当かしら・・と思っていたところに
「崖の上のポニョ」がやってきた。
これだ、これしかない!

おそらく「ポニョ」も「トトロ」と同じように、
10年以上にわたって愛される作品になるだろう。
TVでも度々放映されるだろう。
そしてそのたびに私は言う。
「これがあなたたちの初めてみた映画だよ」


子供たちが素敵な映画をたくさん観れますように!
私のささやかな願い。


ちなみに私の初映画は
「ガメラvsモスラ」「ドラえもん」の2本立てでした。

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2008.06.10

トンマッコルの便秘解消法

いきなり便秘ネタですみません。

韓国映画「トンマッコルへようこそ」のDVDを観ました。
とてもよい映画でした。

でも今日はシネマトークではなく、便秘トーク。

よく、便秘解消には
①水分たっぷり
②食物繊維
③運動
④ビフィズス菌
と言われています。

でも私の便秘症の友人は解消しないといいます。
水は1日2リットル以上のみ、食物繊維たっぷりの食事をし、ヨーグルトを食べ、ストレッチやウォーキングを毎日欠かさなくても、だめなもんはダメなのよーーーー!!といいます。

なんでなのかしらねぇ・・


私は便秘とは無縁なので、そんな彼女に何もアドバイスできませんでした。


しかし、「トンマッコルでようこそ」を観て
大きなヒントを得ました!!


それは、、、脂身。


秘境の村トンマッコルへたどり着いた南北の兵隊たち。
トンマッコルはどうも菜食主義の村のようです。
ある日、巨大なイノシシを倒し、深夜兵隊たちはこっそりとイノシシを食べます。
南北の兵隊たちが、焚き火を囲んで久しぶりの肉をほおばり、
少し心を開きはじめるシーンです。


そして・・・
次のシーンは草むら。
南の兵隊が排便をしていると、横で北の兵士も排便をしている。
「久しぶりに脂身を食べたから、出がいいな」と
決まり悪く語り合う、ウ○コ座りの兵士たち。
また一つ心が通い合う(?)シーンです。

私は、なるほど!!と思いましたね。
そうです、脂身の接種は、適度に身体の潤滑油になるのです。

私の便秘症の友人は、脂身は食べないタイプ。
さっそくメールして教えなきゃ。
「豚の角煮でも食べなさい!!」と。


私も1度だけ便秘をしたことがあります。
妊娠中でした。
便秘ってこんなに苦しいの??と驚きました。
当時は、お腹が大きいから腸が圧迫されて便秘になったのかな?と思ってましたが、
ひょっとすると身体に脂身が足りてなかったからかもしれません。
その頃は肉は赤身しか食べないようにしていたから。


そんなわけでこっそりと便秘にお悩みの方、
妊娠中で便秘になりやすい状態にある方、
ときおり、肉の脂身を食べることをおすすめいたします。

トンマッコルへようこそ


Photo


左側の北の兵士役の俳優さんが、トヨエツ似でカッコイイです。

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2007.11.12

映画「ヘアスプレー」で、Love My Body!!

ひゃー、また更新が停滞中。

秋は子供の行事も多いですからね・・・。


さて、映画「ヘアスプレー」を観てきました。

面白かった!!!
笑いすぎて涙が出てくるってあるのよねー。
声を出さずに笑おうとするからでしょうか、代わりに涙が出てきました。
もうヒーヒー笑ってました。

ストーリーはCMでもお馴染み。
デブちんだけど、歌と踊りが大好きな女子高生が、
テレビ番組で本当にスターになっていく話。

舞台は1960年代に入ったアメリカのボルチモア。
そんな背景なので、黒人差別反対も織り込みつつ、
でも決して社会派映画になることなく、良い娯楽映画でした。


面白いと思うのはね、
白人の美人ディレクターが、黒人と白人butデブちんの両方を差別すること。
そして、黒人とデブの白人女子が、お互いのリズム感の良さを尊敬しあって、
仲良くなっていくという展開です。


今まで人種差別を扱った映画は山ほどあったけど、
そこに体重差別を組み込んだ映画は初めてではないかしら。

さらに、今まで黒人のダンスや音楽をリスペクトした映画はたくさんあったけど、
白人おデブのダンスを礼賛した映画は初めてなんじゃないかしら。

その取り合わせの妙が、完璧にツボ。
面白くってしょうがない。


映画館を出たときに、「あー楽しかった!!」って言いたい気分なら是非この映画。
オススメです。


さてさて、ここからは、Nolly Changの毒舌アワー。

この映画の主人公の、
明るくて可愛くて前向きで、はじけてるおデブちゃん見てると、
おデブ・・・それもまた魅力なのよね・・・とうっとり。

太っているからこその愛らしさ、美しさは絶対にある。


主人公の母親(ジョン・トラボルタが女装で熱演)は、
自分のデブを恥じていたんだけど、
娘の影響で変わって行く。

太っていても、私は素敵!!!
つーか、むしろ太っているから素敵!!

何しろジョン・トラボルタなので可笑しくてしょうがないんですけど、
たしかに素敵なんです、太ったママ。ビッグママ。


思うに、突っ切っちゃえばいいわけよ。
バーンと太っちゃう。

そして太っているからこそ、着こなせる服を着る。
すとーんとしてシンプルワンピって、太った人が着るととても素敵だと、
実は前々から思ってました。

一番かっこ悪いのは、
太っている人が、痩せている人用にデザインされた服を無理して着ること。
7号・9号の人用にデザインなのに、13号とか探して買ってちゃダメよね。
流行だから・・・・とかいって、痩せている人用の流行を一緒に追いかけてもダメ。
太っている人は、それを魅力にすべく、自分の道を行かなきゃダメ。


太っている以外でも、
体型カバーという発想で洋服選んじゃダメだよ。


太っている人が着やせしようと頑張ると、
本当に痩せてるひとに叶わないだけなのだ。
むしろ、太っていることを武器にしないとね。


足が太いとか、顔が大きいとか、
いろいろ悩みがあったとしても、

それを健康的なキュートさにしていかない限り、

足が細くて小顔な女性に、負け続けるのだ。

誰かの土俵で勝負しない。
それが大事。

全国の女子の皆さんに、
あなたの容姿は、欠点などない、すべて魅力です!と
伝えたいわー。

「ヘアスプレー」みて、踊りだしたくなりながら、
自分の贅肉をつまんでムキキとほくそえんでみました。

ムキキ。

映画「ヘアスプレー」公式サイトはこちらです。

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