2010.11.29

大河ドラマ「龍馬伝」最終回を終えて

「龍馬伝」終わりました。
1年しっかり見ました。

「新撰組!」「篤姫」と並ぶ名作だったなと思います。


福山雅治さんの格好良すぎる龍馬も素敵でした。
共演の伊勢谷友介さんの高杉良作も素敵でした。
あと、吉田東洋もよかった。
後藤象二郎もめきめきよくなった。
岩崎弥太郎(香川照之)のアクのありすぎる演技もよかった。

女優陣もそれぞれせつなくて。
福山龍馬に恋焦がれる気持ちがわかりすぎる・・・。

そして演出の斬新さ。
映像の美しさ。
これは過去の大河と比べて断トツでした。


ストーリーとしては第3部から面白くなった。
龍馬が新しい世の中のために動き出したから。

最終回、龍馬がなぜ殺されてしまうのか、
理由を考えるたびにつらかったです。


私は龍馬がすごく好きだ。

時代がかわろうとしているときに、
龍馬はスマートな思考をもって、かわっていくことを恐れない。


そして私は「合理的であること」がとても好き。


たとえば大政奉還すれば、徳川家に仕えていた何万人もの武士がお役御免になると言われても、龍馬は動じない。
そんなことはどうでもいいという。
大切なのは、数万人の武士より1億人の日本人。

私も同感。

ちゃんと能力のある奴は、新しい役につけるし、新しい仕事がある。
そういう人が報われる社会であればいい。

でも、武士という身分に甘えてきた人には憎まれる。

さらに新政府の要人として龍馬が徳川家の松平春嶽を推挙したことも私は納得できる。
有能な人間を活用するのは極めて合理的なことだから。

でもわかってくれない人たちがいっぱい。


龍馬は憎まれる。


現代社会も同じ。

目的達成指向で、合理的にやろうとすると
けっこう反感を買う。

メンツをつぶしちゃいけないとか、
空気を読まなきゃいけないとか、
私は面倒くさいな~と思ってる。


龍馬は無私無欲でやっていたのに、
すごく憎まれた。殺された。

私は、無私無欲で生きてないから(笑)
やっぱり空気も読まなくちゃいけないし、順序立ててゆっくりとみなさんの合意を得ながら、物事を進めないといけない。
でないと世の中敵だらけになっちゃう。


でも心の中に「龍の魂」はしっかり刻んでおこう。

世の中がいい方向にすすんでいくように、
みんなが幸せな世の中になるように、
自分自身が立ちあがり、考える強さをもっていたい。


自分の弱さに立ち向かいたい。

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龍馬伝、すばらしかったです。


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2010.09.25

NHK「ゲゲゲの女房」を全部みて

今日、NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が最終回を迎えた。


第1回からすべての回を見ました。
朝の連続テレビ小説をみたのは何年ぶりだろう。
まして全放送を見たのは、初めてです。


いいドラマでしたねぇ。


このドラマの面白さ、秀逸さを考えてみる。

① 配役の素晴らしさ

向井理と松下奈緒さんのキャスティングは素晴らしい。


何しろ、村井茂は登場シーンから30代後半で、ラストは60歳近い。
普通に考えたら40代の役者さんが演じてもよさそうなのに、
なぜか28歳の向井理さんを起用したところがスゴイのだ。

松下奈緒さんも、大人っぽいけど25歳。
そんな彼女が、女学校時代も演じたとはいえ、
29歳で結婚して50代になるまでを演じる。

つまり、登場人物の年齢よりずっとずっと若い役者さんが起用されたのだ。

この効用は大きい。

見ているほうは、40代の夫と30代の妻というよりも、
もっと若い夫婦を応援するような目でみてしまう。

貧乏な生活、汚い部屋、ぼろぼろの洋服も、
28歳の向井理と25歳の松下奈緒だから、
どこか清潔感がある。だから見ていられる。

これが本当に40代の役者さんが演じてたら、
生活疲れが画面に出過ぎて、むさくるしい感じになっていたと思う。

だから、ドラマの設定よりはるかに若い2人をキャスティングしたことは非常によかったと思う。


② 途中はわからない、でも最後は知っている成功ストーリー

水木しげるの半生は知らなくても、「ゲゲゲの鬼太郎」なら知っている。
だから、茂と布美枝にどんなことが待ち受けてるのか、
目先のことはわからないけれど、成功することはわかっている。
そんなワクワク感と安心感がこのドラマにはあった。


③ 半年間の放送がきちんと構成されていた

9月の放送は、今までの布美枝としげるの人生がきちんと反映されて、今にいたっているということが、よく伝わってきました。

過去の放送分が、きちんと生きている。


父・源兵衛が歌った安来節。
源兵衛としげるが碁を打つ約束をし、碁を打ったこと。
布美枝が野菜たっぷりの餃子を作っていたこと。
藍子の子供時代と、教師を目指した藍子の動機のつながり。
喜子の子供時代と、水木プロを手伝うことにした喜子のつながり。

書ききれないけど、
いろんなシーンがきちんと受け継がれていた。
唐突さがない。

最後の、ベトベトさんを見送るしげると布美枝のシーンは、
その最たるものでした。


④ 一貫して描かれるテーマ

夫婦愛、家族愛のほかに、「見えんけど、おる」が、このドラマ独特の世界。

見えんけどおる、と感じたのは、布美枝のおばあの存在であり、
死後のいとつ(風間杜夫)であり、
ご先祖様の存在や、あの世からのあたたかな見守りだった。

もちろん、妖怪も。

貧乏神もいましたね。(しげるには見えていたけど)


全編とおして、見えんけどおる、者への愛着があり、
物語に幅を持たせていました。


⑤ そして「ありがとう」

 
いきものがかりの主題歌「ありがとう」はぴったりでしたね。
布美枝は、しげるにも、家族にも、ご近所にも、出版社の人にも、読者にも、みんなにありがとうと思っている。
そして、しげるや子供たちは布美枝にありがとうと思っている。
出版社の人も、アシスタントも、ご近所さんも、布美枝のことをきちんと認めている。
みんながきちんと尊敬し、感謝して生きている。

半年間、本当に楽しませてもらいました!

こちらこそ、ありがとう!


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ありがとう。

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2010.02.15

「龍馬伝」第7回 明るい夢を描きたい

「龍馬伝」とても楽しくみています。

第7回「遥かなるヌーヨーカ」では、
黒船がやってきて、大きな変革が訪れるときに、
それぞれ何を想ったのかが、象徴的に描かれていました。

日本の将来を憂い、幕府にはまかせておけないと奮い立つ
攘夷派の武市半平太。

とにかく貧しさから抜け出したいと
ピンチはチャンス!とばかりに
勝機をさがす弥太郎。

そして・・・・・・
黒船を自分で作って世界中を家族とともに見て回りたいと
果てしない世界を夢見る坂本龍馬。


歴史が教えてくれるのは、
弥太郎にしろ、龍馬にしろ、
希望を見出した人間にしか、
新しい扉は開かれないということ。

今の時代も、毎日のように小さな変革が起こる。
大きな変革も起こる。
世界は変わる。
価値観は変わる。


たとえば新しいテクノロジーが生まれ、
新しい価値観が出来上がる。


昔はよかった、このままではいかんと思うより、
わくわくしちゃったほうがいい。


こんまいことをいいつのるより、
大きな希望を抱こう。

そんなことを考えました。

おまけ:

小龍先生に会いに行くという弥太郎に、
「おいもつれてけ」とニコニコついていく福山さんが
すっごく人懐っこい感じで、
今回も胸キューン、でした。
ジョン雅治、やっぱりいいですね。

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読んでくれてありがとう~~。

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2010.01.04

2010年大河ドラマ「龍馬伝」第1回!

見た?観た?みた?魅せられた?

2010年今年の大河ドラマ「龍馬伝」の第1回です。


すっごい楽しみだったんですよ。

幕末はおもしろい時代だし、
尊敬してやまない勝海舟もでてくるし、

なにより、福山雅治さんですもん。

この前までハマってたTBSドラマ「JIN-仁ー」の
内野聖陽さん演じる龍馬もとても魅力的でしたね。

内野さんのおおらかでワイルドで、
子供っぽいようなところもある龍馬、素敵でした。

脚本も素晴らしくて、
たしかにこの状況なら龍馬はこうしたかも!という
シーンがたくさんありましたよね。

400両をもらうために、ペニシリンに役者の名前をつけると、
ネーミング・ライツの取引をしようとしたり、
ペニシリンで攘夷派をおさえ、果てには海外に輸出して儲け、
そのお金で日本に海軍をつくろうという発想。

司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んで坂本龍馬像を作っている私には
非常に納得がいきました。


でもひとつだけ、残念なことが内野龍馬にはありました。

それは内野龍馬が女性にもてなかったことです。
野風さんにも相手にされてませんでしたね。
(ちなみに私、内野龍馬が吉原にくるたびに、
千葉道場ではさな子さんが悔しがってるんじゃないかと、
いらぬ心配をしていました)


龍馬は、
よれよれの着物をきて、
いつも薄汚れていて、
着物の端によだれがついてても、
なぜだか女の人が惚れてしまう男なのです。


内野龍馬ではそこだけが表現されていなかった。

そこへもって、福山龍馬が登場するわけです。
じゃじゃじゃーん。


第1回の放送でも、
袴に折り目はついてないは、
すぐ泥だらけになるは、
衣装は汚いです。

でも、なぜか加尾(広末涼子)は龍馬のことが好きなんですね。

なぜなんだろう・・・その答えは・・・

それを、ただ立っているだけで体現できてしまうのは
福山龍馬ならではです!


今回も、いわゆる見せ場は剣道のシーンだけだったのに、
他のシーンでもちょっとした表情がどうしようもなくかっこよくて、
ストーリーに関係なく、ときめいたりしてしまう。

いいです!福山龍馬!


なのに後半、岩崎弥太郎を助けるために、顔を下駄で殴られるシーンがあり、びっくりしましたよ!
ありえないでしょ、
福山さんの顔をなぐるのだけはありえないでしょ。
どんだけ私が心で悲鳴をあげたことか。

弥太郎、早くとめろ~~
武市半平太もボサっと立ってないでとめろ~~と
ハラハラしてました。


ストーリーの本筋も、そーですね、
弥太郎を語り部にしたり、
土佐藩の上士と下士のいびつな上下関係からしっかり描くのは、
よかったなと思いましたよ。


楽しみですね。


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2009.10.30

2009年 秋のテレビ雑感

ここんとこ、TVドラマをよく見ている。
今日はその話。

○NHK人形劇 新・三銃士

素晴らしい! 人形劇という枠を超えて、活劇といっていい。
人形の精巧さ、眼球の動きひとつで感情が表現されている。
演技がうますぎるのだ、人形の。
実際には、視聴者が感情を継ぎ足して見ているということなのだと思うが、
役者を生業にする人は、よくよく演技の勉強として参考にしたほうがいい。

カメラアングルも工夫されている。
人形劇と言えば、正面から見るもので、2面的なものなのだが、
これはTV人形劇。
あるときは人形をローアングルからアップで撮ったり、
カット割りを細かくすることで、臨場感が出ている。
まさに新しい人形劇だと思う。

そしてストーリー。
三銃士のお話、ちっとも知らなかったのだけれど相当に面白い。
ぐいぐい引き込まれている。
今週から週1回放送になったのが淋しい。
三谷幸喜の脚色もよい。
遊び心が一杯である。
我が家では三銃士のセリフが流行っている。
「太った?」「ちがう、これはむくんでるんだ」とか、
15と言わされた人が負け、という数字ゲームなど。

見逃している人は、再放送があったときにぜひチェックを!


○TBS日曜ドラマ JIN-仁- 

これも面白い。タイムスリップでSF要素があり、幕末で勝海舟や竜馬が出てきて、なおかつ医療ものとくれば、とびついてしまう。
その期待をまったく裏切らないのがJIN。
マンガ原作ということだが、坂本竜馬の描き方がよい。
第2回のときに、コレラに倒れた仲間を背負って隔離された地域へ悠然とはいっていくシーン。
この作家は、坂本竜馬を自分のなかでしっかり消化しているな、と感じる。
もし坂本竜馬ならこんなときどうしただろう?という問いに、答えを持っている。
史実を生かして創作していく力がある。
こうしてドラマは生まれるのだと頼もしく思う作品。


○TBS土曜ドラマ 小公女セイラ

小公女セーラは、昔ハウスの日曜名作アニメで欠かさずみていたお話。
エンディングの歌は今でもそらんじて歌えます。
♪わ~たしの胸の~片隅でさ~いてる ちいさな花に~名前はないけど~
くじけそうになったときはこの歌を歌いますもの、今だって。
だから気になってみています。
もうひとつ、一番気になっている若手俳優、林遣都くんが出ているのも大きい。
林遣都くんは、将来が本当に楽しみだと思っています。
福山雅治の後継者は彼かもしれません。


○日本テレビ「サムライ・ハイスクール」

三浦春馬くんを初めていいな!と思いました。
サムライになったときの動きが素晴らしい。
三浦春馬さんにはぜひ、大河ドラマに出てほしい。


○NHK大河ドラマ「天地人」

はぁぁぁぁ。がっくりです。


とりあえず、三銃士とJINですね。見逃せないのは。

 


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2009.09.30

NHK人形劇「新・三銃士」を見逃すな

大変だ!

10月12日(月)から、NHK教育テレビで、NHKの人形劇が始まる。

三谷幸喜脚本の、「新・三銃士」だ!!!


NHKの人形劇といえば、「三国志」。
これは名作中の名作人形劇。


その後「水滸伝」も読み、映画「レッドクリフ」に感涙するようになる
私の原点は人形劇「三国志」だ。


そして新たに始まる人形劇が「三銃士」とは・・・。

明らかに、「三国志」を意識している。


宣伝で、三谷幸喜さんが言っていた。
「映画を超えました。大河ドラマを超えました」と。


これは絶対見なければならない。


いいですか、みなさん!!!
10月12日(月)から、平日夕方6時より、20分の放映です。
とりあえず2週間かけて10話まで放送した後、毎週金曜日のみの放送になるそうです。

詳しくは番組公式HPでチェックしてください。
(音の出るHPです)


「三国志」のエンディングテーマ、「愛のテーマ」がまた名曲で、
心の一番奥の引出に宝物のオルゴールのようにしまってあり、
時たまオルゴールを開けたり、勝手に開いたりして、
口ずさんでしまう曲でした。

「新・三銃士」のエンディングは、平井堅さんだそうですよ。


さて、「大河を超えた」という三谷幸喜さんにちょっと意地悪な質問。
それは「天地人」ですか?それとも「篤姫」ですか?
はたまたご自身の「新撰組!」でしょうか?

「篤姫」と「新撰組!」を超えるというなら、本物です。

当ブログ・過去記事
NHK人形劇・三国志の名曲
(youtubeへのリンク付きです)

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2009.07.14

来年の大河「龍馬伝」のキャスト

はぁぁぁ。

来年の大河「龍馬伝」のキャストが固まったみたい。

今年の「天地人」があまり面白くないので、来年の大河に思いをはせていた私。
近頃は「龍馬伝」のキャストを考えることが格好の暇つぶしだった。


ちなみに私の「坂本龍馬」は司馬遼太郎の「竜馬がゆく」をベースに出来上がっている。

「竜馬がゆく」を私なりに愛読し、福山雅治が竜馬役という前提で、
考えていたキャストはこんな感じ。↓

おりょう・・・栗山千秋

乙女姉さん・・・松嶋菜々子

お田鶴さま・・・竹内結子

千葉さな子・・・田中麗奈


豪華でしょ~~~。美女揃い。

福山さんの周りにいる女性ですから美女を集めてみました。
ただでさえ、幕末モノは男性中心のドラマなので、
数少ない女性キャストは大輪の花でなくてはね。


栗山千秋さんは、素晴らしい美人だけど、どこかつっけんどんとした気の強そうな感じで選びました。
柴崎コウさんでもよかったのだけど、「ガリレオ」コンビなのでやめてみただけ。


乙女姉さんに松嶋菜々子さんは意外かもしれませんが、
竜馬の理想の女性像でもあるので、やはり美しい人でなくては。
背が高くて、おおらかな雰囲気があり、元気のある女優さんで、
福山雅治演じる竜馬の姉としては若すぎかもしれませんが、
雰囲気重視で松嶋菜々子さんをお迎えしたい。
竜馬がいつも手紙を書いた相手として存在感も大きいしね。


お田鶴さまは、上品でたおやかな人。
でも芯の強さはある。
竹内結子さんがいいなぁ~~~。

千葉さな子は、江戸のきりりとした女子。剣士でもある。
愛らしいけれど、恋に不器用。
田中麗奈さんがかわいい!


などと、想像して楽しんでいました。

でも今日ついにキャストが発表されちゃいました。

おりょう・・・真木よう子さん (なるほど!)

千葉さな子・・・貫地谷さほり (あ~~なるほど)

乙女姉さん・・・寺島しのぶ (あ~~なるほど)


そして、加尾という役が広末涼子さんでした。
ン?
加尾?
どうもお田鶴さまのような役どころらしい。

年齢的にちょっとあわないきがするけど・・・・。


でもまあ豪華キャストにはかわらないですね。


来年の大河、楽しみです。
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」とは別の世界みたいで、
なじめるかどうかが不安でもありますが。


NHK 「龍馬伝」の豪華キャスト

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2009.03.23

「天地人」描きたいのは正義か忠義か

大河ドラマ「天地人」見てますか?

昨夜の「命がけの使者」は、ようやく兼続(妻夫木聡)が大河の主人公らしい行動をして、
兼続、でかした!と大いに心動かされた回でした。


実は今までの放送では、いまひとつ兼続を尊敬も共感もできず、
申し訳ないけど演技に引き込まれることもなく、
淡々とした気持ちで見てました。

昨年の「篤姫」は主人公を尊敬し、共感できるドラマ。
一昨年の「風林火山」は役者陣の重厚な演技に引き込まれるドラマ。

「天地人」にはどちらもない。
さらに、何か違和感がある。
それは何なのかと考えていたら、ようやく思い当たった。


今年の「天地人」は、「義」がテーマ。
戦国の時代に「義」を貫いたた武将として直江兼続が描かれる、予定である。
ところが、私がちっとも兼続に「義」を感じていないのだ!

だってここ最近の兼続ときたら、謙信の跡目争いで遺言を偽りと知りつつ黙認したり、景虎に先んじて春日山城を乗っ取ったり、「義」って何ですか?という具合。

兼続の行為は主君への忠義であって、正義じゃないのよね。

「義」の人、と謳われると、どうしても謙信のような
私利私欲や己の野心で天下取りの戦をしない武将を思い浮かべてしまう。
おそらくそれは正義の義。


兼続は今はまだ忠義者。
これから、謙信のような正義を掲げる人になるのだろうか。


「天地人」はやたら義をテーマにしてます、というけれど、
忠義と正義は性質が違う。
そこに作り手と、視聴者の私でズレができているように思う。

このズレは少しづつ解消されるのだろうか。
今回の放送「命がけの使者」で少し正義に近づいたけれど。

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2009.01.07

2009年大河「天地人」初回を観て

「天地人」観ました。

・上杉謙信は禁欲的で、神がかり的な武将であったという点では、おととしのGacktさんのほうがハマり役だったと思う。阿部寛さんの謙信はまだ生々しいほどの欲望にあふれている。髪型のせい?

・妻夫木聡さんの髪型はいったい・・・?ふんわりナナメ前髪。その下にハチマキ?
昔のジャニーズみたいです。そこに「愛」の兜をかぶるの?ハチマキにLOVEの文字の代わり?

・小栗旬さん(石田光成)の頭部がぱっくりひらいているのは何故?ハゲすぎ。驚きました。

そんなわけで髪型がやたら気になる第一回「天地人」


大河ドラマの配役って、その役が何歳まで生きるかを反映して決めてるから、役者さんを見れば、この役が何歳ぐらいまで生きるのかわかってしまうよね。


豊臣秀吉役の笹野高史さん、秀吉の晩年を想定しての配役でしょうが、信長の馬役としてのシーンはちょっと厳しいなぁ。でも役者さんてすごい、笹野さんてすごい、とも思いました。今後しばらくは若き木下藤吉郎としてのシーンが続くと思うので、笹野さんの演技は見もの。

信長が吉川晃司さんか・・・。
館ひろしさんの信長の迫力がまだ焼き付いて離れないのですが、吉川さんがどんな信長をみせるのかは気になります。桶狭間で今川勢をやぶったことは、ラッキーな偶然だったというようなセリフがありましたね。「功名が辻」の信長とは違う描かれ方です。

子役たちは大健闘でした。
与六(妻夫木聡の子供時代)も喜平次の子供時代もかわいらしい。
与六の負けん気の強さと幼さがよかったなぁ。
わたしは早速、娘たちに「寺に行って修行なさい」と言って「天地人」ごっこしています。


しばらく子供時代が続くようですが、これは「策」だよね。
与六と喜平次がどんなふうに心通わせていくのかを観てしまうと、2人の運命全部みたくなるじゃない。
妻夫木くんの前髪が武将らしくなかろうと、小栗くんがはげてようと、幼子たちの物語をみちゃうと引き込まれちゃうんだよな~~~。

ところで長男なのになぜ与六なのかな?


今年も1年楽しみたいです。
「龍馬伝」が待ち遠しいです。


NHK 「天地人」公式ホームページ

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2008.12.16

2008年大河ドラマ「篤姫」を振り返る

大河ドラマ「篤姫」が終わりました。
1年間楽しんでみることができました。

だから少しだけ書いておこうと思う。

篤姫は
「女の道は一本道」
「片方聞いて沙汰するな」
「迷った時は感じるままにせよ」
など、
印象的なフレーズが多かった。

激動の時代を、己の天命を見失わずに生きる姿は
尊敬でき、共感できる女性像だった。

しかし、自分を見失わなかっただけではない。

他人の人生を見落とすこともなかった人なのだ。

最初は理解できなかったり対立した相手とも、
じっくり話し合ったり、相手の立場にたって考えることで、
その人の生き方、価値観を理解して受け止めていった。

だから最終的には心の深いところで通じあうことができた。


幅のある人間だったのだなぁ。


今だって十分激動の時代だと思う。
わたしも自分を見失わず、しっかりとしていたい。
けれども世の中のさまざまな自分と異なる価値観も、
受け止め、理解していくようにしたい。

うむ、2009年の目標。
心に幅をもつ。

役者もよかったですね。
宮崎あおいさんは、少女時代から49歳まで見事に演じていました。
稲森いずみさん、ともさかりえさんは「篤姫」で女優として開花した気がします。
堺正人さんは、新撰組の山南敬助に次ぐ代表作になりました。
松田翔太も凛々しくてよかったです。

そ・し・て
早くも2010年の「龍馬伝」が楽しみです。
福山雅治ですもの!

そのまえに妻夫木聡さんですね。

来年も再来年も大河ドラマ楽しみです。


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